昨日行なわれたF1第7戦モナコGPの予選は事前に予想されていたとおり大波乱の結果になった。


予選中に最速タイムを計測してポールポジションを獲得したと思われていたフェラーリのミハエル・シューマッハーは最終の第3ピリオド終盤において故意にマシンをコース上に止めたと判断されてタイムを剥奪され明日の決勝は最終グリッドからスタートすることになった。



予選をライブを見ていたときにミハエル・シューマッハーのオンボードカメラが映されたときにはステアリングなどの動きから故意にマシンを止めたようには見えなかったのであるが、FIAのスチュワードは予選後にミハエル・シューマッハーから事情を聞いたうえで故意の停車と判断したようだ。


私はミハエル・シューマッハーがマシンを止めた後でフェラーリのピットにカメラが移ったときにミハエル・シューマッハーのマネージャーであるウィリー・ウェバーとフェラーリのスタッフの笑いが不敵に見えていたのでこれは意図的にやったなとなんとなくわかっていたのだが、スチュワードも同じような判断をしたようだ。


これが本当に故意だったとしたらこの停車の作戦は誰がミハエル・シューマッハーに指示して実行させたのであろうか?


テクニカルディレクターのロス・ブラウンか?それとも監督のジャン・トッドなのか?

どちらにしても後味の悪い予選になってしまった。


どうもフェラーリは昔から自分たちのチームだけが特別なのだという歪んだエリート意識を持っているようだと感じていたのだが、未だにその意識は直っていないようである。


本当に困ったものだ。