スーパーアグリF1チームがフランク・モンタニーとの契約を継続するかどうかに現在注目が集まっているようだ。
モンタニーは井出に代わってチームとドライバー契約したものの契約自体はシーズン終了までではなく今週末のモナコGPまでの短期契約となっていた。
モンタニーを短期契約としたのはドライバーの座を奪われてしまった井出有治をなんとかレギュラードライバーに復帰させたいというチーム代表の強い思いがあったものと思われるが、肝心の井出が全く持ってマシンのテストドライブが出来ていない状況なので現時点でのレギュラードライバー復帰は100パーセント不可能だろう。
井出以外の日本人ドライバーを起用するという選択肢も考えているといわれているスーパーアグリF1チームであるが今シーズンはそのままモンタニーにチャンスを与えればいいではないかと思う。
参戦1年目でマシン、コースなどすべてのデータが不足しているチームにとっては開発力が高いドライバーと契約することが今後の飛躍に繋がるだけにモンタニーはその意味では適材適所の人材だと思われる。
途中交代するならば、せめて新型SA06の完成まではモンタニーを走らせるのが正しい選択ではないだろうか。