WRC第7戦ラリー・サルディニア(ラリー・イタリア)はクロノス・トタル・シトロエンチームのセバスチャン・ロウブが2位に2分以上の圧倒的な差をつけて5連勝を達成した。
今回の勝利でロウブはWRC史上2位タイの25勝目、ロウブのコ・ドライバーであるダニエル・エレナも25勝目を達成した。
ダニエル・エレナのコ・ドライバーとしての25勝目はコ・ドライバーの最多勝記録更新である。
ドライバーとコ・ドライバーは信頼関係が重要なだけにロウブとエレナがこれまでと同様に良好な関係を築けるならばエレナはまだまだ記録を更新することだろう。
今回のラリーの総合2位はBPフォードのミッコ・ヒルボネンで自己最高位を獲得。
総合3位はクロノス・トタル・シトロエンチームのダニエル・ソルドが入りポイントランキングで3位にまで上昇している。
今回の第7戦を終了してのポイントランキングは
セバスチャン・ロウブ(クロノス・トタル・シトロエン) 66ポイント
マーカス・グロンホルム(BPフォード) 35ポイント
ダニエル・ソルド(クロノス・トタル・シトロエン) 30ポイント
と圧倒的にクロノス・トタル・シトロエンが強いことが分かる。
本来ならフライベーターのクロノス・トタル・シトロエンよりも資金力も豊富で開発力も高いワークスチームであるBPフォードやスバル・ワールド・ラリーチームがランキングでは上位を占めていなければいけないのだが・・・・
やはり、ワークスチームでないといってもシトロエン・クサラWRCのポテンシャルは侮りがたし。