日曜日に行なわれたF1第5戦ヨーロッパGPでレギュラードライバーの座をサードドライバーのフランク・モンタニーに奪われてしまった井出有治だが、ここへきてシートの剥奪だけでなくF1に参戦するために絶対に必要なスーパーライセンスをも剥奪されるのではないかと言われている。



これはいったいどういうことだろうか?FIAは井出有治の経験が足りないのでテストでもっと走らせるようにとの勧告をスーパーアグリF1チームに行い、チームはそれに従順に従ったというのに。



さらに言えばテストで経験を積ませるようにとチームに勧告したにもかかわらず、井出は先週の金曜日にはマシンをドライブできていない。

理由は当然のごとくチームの資金的な問題なのだろうが、チームに勧告をおこなったFIAが何らかの方策をチームに指示するべきではないのか?



今のままで時間が進んでしまえば井出は全くマシンに乗ることが出来ずに今後のシーズンを無駄に過ごすことにもなりかねない。


このままでは井出のレースキャリアに重大な問題を及ぼすことになりかねないので、井出本人またはマネージャーがチームに抗議するべきではないかと思うのだが。


スーパーライセンスは剥奪されてしまうと再び取得することは困難なだけにチームは井出の去就について本気で考えてもらいたい。