FIA(国際自動車連盟)はWRC第6戦ラリー・アルゼンチンにおいて表彰台に上がる際に観客の目の前でドーナツターンを披露したドライバーたちに罰金を科すという裁定を下した。
理由というのは危険だからということがFIAの言い分らしいのであるが、観客に対するサービス精神が余りにも欠けているとしか言えない。
そもそもSSでは観客の目の前を速い時では200キロで通過していくのがWRCであるのに、観客の目を楽しませるためにドライバーがサービスしたドーナツターンに罰金を下すというのはいかがかと思う。
モータースポーツは確かに安全も必要だと思うが、観客を楽しませることも安全と同等に必要だということをFIAには認識してもらいたいと思うところだ。
ドーナツターンはハッキリ行って危なくはないぞ。腕のあるドライバーが披露すればの話しだが。