チャンピオンズリーグ準決勝でミランは好調のフィリッポ・インザーギをインフルエンザで欠いてしまい結局チャンスを作ったものの、得点を挙げることができずに敗れてしまった。



この試合で先発したFWはウクライナ代表アンドリー・シェフチェンコとイタリア代表アルベルト・ジラルディーノである。


シェフチェンコはマルディーニが出場できない現在のゲームキャプテンであるので欠かすことができない選手だと思うのであるが、ジラルディーノは正直言ってチャンピオンズリーグの舞台では力不足だと感じている。


なにしろセリエAで16得点もとっているジラルディーノがチャンピオンズリーグでは今シーズン無得点なのだ。このことからもジラルディーノが大舞台に強くないということがよくわかる。


逆にインザーギはここ数年はケガに悩まされていたのであるが、復帰して以降はチャンスを確実にものにしてチームに大きく貢献している。

大舞台に強いのもチャンピオンズリーグの準々決勝で証明済みであろう。



このゲームは当然のようにイタリア代表のリッピ監督も観戦に訪れていたのであるが、今日の試合のジラルディーノを見てまだジラルディーノをワールドカップにスタメンで起用しようと思っているのであれば、すぐにこの考えは翻すべきだ。


さもなければイタリア代表はワールドカップで今日のミランのような状態に陥ることは確実だろう。

考えを翻すことは恥ずべきことではない。


リッピよ視野を広く持て!