F1チームのパナソニック・トヨタ・レーシングはテクニカルディレクターのマイク・ガスコインの正式離脱を発表した。


昨日までは停職との発表だったのであるが離脱したのであれば停職などと嘘をいわずにさっさと離脱と発表すればいいものをと思ってしまう。


しかし、このガスコイン離脱はこれからのマシン開発に大きな影響を与えることは間違いない。なにしろトヨタチームがモナコGPから導入しようとしていた新型マシンTF106Bはガスコインがすべての設計をしたマシンなのである。

離脱したガスコインの役職は誰かが務めればいいことであるが、デザインなどの考え方はデザイナーによって非常に個性のある問題なので、果たして当初の形でモナコGPにデビューさせることができるであろうか?



それにしてもマイク・ガスコインという人物は本当におもしろい人物だと思う。彼は加入したチームである程度の仕事をしてしまうと、チームが大きな成功を収める前に何故だか知らないが離脱してしまうのである。


現在3戦が終了してこれまでのところ敵なしのルノーチームでもそうであったということは数年後にはトヨタチームはF1のトップチームになれるということなのであろうか?