3月28日、29日と2日間にわたって欧州各地でチャンピオンズリーグ準々決勝1st legが行われた。
私も4試合すべてを見終わって少々疲れ気味であるが、内容は満足のいく試合ばかりであったと思っている。
さすがは選ばれた8チームによる準々決勝といったところであろうか。
準々決勝1st legの結果は以下の通り。
ベンフィカ0-0バルセロナ
4試合の中でも最も不満の残る結果となったのがこの試合だ。本来であればベンフィカが間違いなく勝利していたというのにバルセロナの選手の明らかなハンドをとらなかった無能な審判のおかげで完全にしらけてしまった。
ビデオで見ても分かると思うがミッコリのクロスに反応した選手の手は明らかに故意によるものであったと私は信じている。
ベンフィカにはカンプノウでぜひバルセロナを叩き潰して欲しい。
シモン、ヌーノ・ゴメス、ミッコリの3選手でバルセロナDF陣をぶち壊してしまえ!!
アーセナル2-0ユベントス
4試合の中で最も意外な結果であったのがこの試合である。この結果には驚いた方もたくさんいるのではないかと思う。特にユベンティーノの方々にとっては信じられない試合内容であったと思う。
この試合ではアーセナルが強いというよりもユベントスがどうしたのよ一体?という疑問が浮かんでしまった。今シーズンのここまでの強さが全く影を潜めており、全く違うチームに感じてしまった。
ユベントスにとって痛すぎるのは2nd legでビエラ、カモラネージ、ゼビナという主力が3人も出場停止となってしまったということであろう。
ネドベド、デルピエロが復帰したとしてもこの3人の穴を埋めるのは至難の技であろう。
名将カペッロ監督の采配に注目だ。
インテル2-1ビジャレアル
さてさてわれ等がインテルはホームゲームで先勝とまずは準決勝進出に向けていいスタートを切ったといえるであろ。試合開始直後にフォルランに先制点を決められたときはどうなることやらと心配したのであるがアドリアーノの久しぶりのゴールで同点に追いつき、最後はマルティンスの驚異的な身体能力のゴールで逆転勝利を果たした。
ビジャレアルにアウェーゴールを許してしまったことは痛いがまずは勝ったということでよしとするべきであろう。欲を言えばきりがないが、次の試合もが考えてもう2点は欲しかったし、そのチャンスは十分にあった。
リヨン0-0ミラン
リーグ・アン5連覇確実のリヨンに注目した試合であったが結果はスコアレスドローとリヨンにとっては消化不良のゲームではなかったであろうか。やはりリヨンはジュニーニョを出場停止で欠いていたことがかなり痛かったのではないであろうか。
さてこのドローの結果はどちらに有利に働くであろうか。
これは余談だが試合中にミランのアンチェロッティ監督の横顔が映されたときにPSVのヒディング監督に見えて一瞬びっくりしてしまった。
アンチェロッティとヒディングは似ているだろうか?どうでもいいことなのだが。