WRC第4戦ラリー・カタルニが終了した。


2日目まで総合首位を圧倒的な差で堅持しているクロノス・トタル・シトロエンチームのセバスチャン・ロウブが3日目は巡航走行に切り替えながらも、余裕で勝利し2連勝と第4戦終了ながらはやくも独走の気配が漂い始めてきた。


2位にも同じくクロノス・トタル・シトロエンチームのダニエル・ソルドが入り、プライベーターのクロノスがWRC今シーズン初の1,2フィニッシュを決めた。


初日に10位と出遅れたBPフォードのマーカス・グロンホルムは最終的に3位にまで浮上し、ターマックラリイーでの被害を最小限に抑えている。


スバル・ワールド・ラリーチームのペター・ソルベルグは前日と変わらぬ7位のままでラリーを終了している。



チャンピオンを争うと思われる3人のドライバーのポイントは以下の通り。


S・ロウブ       36ポイント


M・グロンホルム   27ポイント


P・ソルベルグ    8ポイント



現在のポイントシステムとマシンの信頼性、ドライバーの安定性を考えるとロウブは独走状態と言えるであろう。