F1第2戦マレーシアGPが終了した。優勝はポールポジションからスタートしたルノーのジャンカルロ・フィジケラ、2位にはルノーのフェルナンド・アロンソとルノーが1,2フィニッシュで圧倒的な強さを見せ付けて開幕2連勝を飾った。


開幕で戦闘力を見せてルノーに対抗できるかと期待されたマクラーレン・メルセデスとフェラーリはともに沈黙してしまい、勝負にもならないまま負けてしまった。


特にフェラーリに関してはエンジンにどうやら深刻な問題があるらしく、フェラーリエンジンを使用する4台のうち3台がエンジン交換を行なうという異常事態に陥ってしまっている。


この問題がが設計段階の根本的な問題であるならば、ここ数年のメルセデスエンジンのようにドライバーが毎回エンジンブローの恐怖と戦っていかなくてはならなくなるので大問題であろう。


対するルノーは他チームが新レギュレーションに苦しむ中で全く持ってトラブルフリーで走りきり、隙のない強さを見せ付けた。


現在、ルノーの2人のドライバーに対抗できるのはホンダのジェンソン・バトンくらいであろう。


各チーム早急に対策を練らなければルノーが独走してしまう。