先週行なわれたF1バーレーンGPでトヨタは冬期テストの好調がまるで嘘のように低迷した。
F1に参戦しているチームのなかで最も多い600億円という多額の経費をかけているというのにトロ・ロッソ(昨シーズンまでのミナルディ)の後塵を拝することになったというのは屈辱以外の何者でもないであろう。
F1は開幕戦の実力がシーズンを通じてほぼそのままの形で推移するためにここからトヨタが巻き返すのは本当に苦しい作業が必要になるだろう。
一部ではサードカーがなかったから苦しかったのだなどとバカげた理由を指摘する声があるが、これは本末転倒というものであろう。
トップチームとしてあり続けるためにはサードカーのない状態でシーズンを戦わなければならないのに、それを理由に挙げているようではトヨタはいつまでたってもトップチームにはなれないであろう。
私が考える理由はF1チームとしての成熟度がまだまだ足りないというところか。タイヤに関してもミシュランからブリヂストンにスイッチしたのだが問題だったという見方も出来るだろうが、同じくスイッチしたウイリアムズチームは2台とも入賞するという好成績を残している。
600億円をかけている以上このままの成績では本社からの厳しい追求をうけることになるだろう。