今年の3月に初めて開催される野球の世界大会ワールドベースボールクラシック(WBC)だがシーズン開幕を直前に控えた時期に行われること大会に本当に価値があるのか大いに疑問だ。


日本代表は福岡ソフトバンクホークスの王監督を代表監督として大会に臨むのだが、王監督が構想していたメジャーリーガーも含めた完全なる代表チームという構想は完全に崩れてしまっている。


なにしろメジャーリーガーで参加を確実に表明しているのはシアトルマリナーズのイチロー選手のみで他の選手は軒並み参加を辞退しているのだ。


さらには日本の球団に所属する選手からも辞退者が出そうな気配が出てきている。

こうなってくると大会の意義自体が問われてくることになりそうだ。


選手にしても大会の価値を見出すのは難しいようにも思う。参加したとしても金銭的な見返りは一切なく、もし大会期間中に負傷でもしてシーズンの成績が不振に終わろうものなら来シーズンの年俸ダウンは避けられないのだ。球団が年俸保証でもしないかぎり本気でのプレーは見られないであろう。


オリンピックから除外されかかって危機感を感じている野球関係者としてはサッカーのワールドカップのようなステータスのある大会にしたいのだと思っているのだろうが、それならばまず世界に野球を普及させることを真剣に考えるべきではないのか?

野球はサッカーと異なり想像以上にマイナーなスポーツだということを認識するべきだ。