
ただ一つ判っている事は、地球ではなく太陽を中心とした恒星系の天体構成が、さらに所属する銀河系という天体構成の中で古い存在ではないという事。銀河系には、太陽系よりももっともっと古くから存在する天体構成系が当然のごとく存在している。
という事は、地球と同等の条件に恵まれた惑星だって存在していて良い。しかも、億という年単位で早く。
地球のものさしで計る事は出来ない。人間が猿人と呼ばれた段階から現在の現代人に進化(?)するまでの年月を同じ長さが必ずしもかかっているとは限らない。地球の環境に生まれた猿人だからこそ、いくつかの過程を経て現代人に至っていると考えて良い。もしかしたら、もっと環境が厳しければ、もっと早く、また違った進化に至った可能性だってある。地球だからこその進化の結果が人間であり、現在地球上に生息する生物の現在形なのであると考える。
宇宙人も、その惑星の条件に必ず影響された進化を経ているに違いない。
そして、必ず早い者勝ちという世の中の摂理は宇宙でも同じであろう。
先に進化し、文明という力をいち早く伸ばした生命体こそ、勝者であり、全てを望むように支配出来る。
地球人と同じくニユーフロンテアを求めて冒険に出たのか、征服する事を求めて進出したのか、不足している資源を求めて探索の宇宙に出たのか…。
中には、観光気分という宇宙人がいてもおかしくはない。また、当然逃亡者や犯罪者が存在していても不思議ではない。
そんな宇宙へと進出した宇宙人達が目の当たりにするのは、到達した惑星に目的の物があるかないかは運でしかない。ただの岩石だけの何も無い衛星だったかも知れないし、木星の様にガスに覆われた惑星もあり、行って見なければわからない。遠くへ行けば行くほど。
地球と同じ様な条件を持っていそうな惑星は、無いようで在る。逆に在るようで無い。
またタイミングによっては、巨大生物がいったん滅んでしまった氷河期の地球の様な条件下の惑星に当たってしまった宇宙人もいただろうし、狂暴な虫の様な生物ばかりの惑星にも遭遇してしまった宇宙人もいたと考えられる。
当然、学者たる宇宙人も存在する。
研究に値する惑星と生命体を求めて行った可能性も十分にあり得る。宇宙人達の中でもいろいろな利害があって当然であろう。さらに複数の生命体が存在する惑星を掛け持ちしながら、研究したかも知れない。
それは、生命体の研究に限らない。埋蔵資源であったり、基礎的科学の研究でもあったり、当然宇宙人達が乗る宇宙船の技術研究者もいて当たり前である。到達した惑星に着陸する場合に考えなければならないのは、再出発する事である。到達するまでは良くても、離陸から大気圏脱出出来なければ、本末転倒である。まだ、そこの惑星が最終到達ではないと考えるから。
当然、失敗してしまう宇宙人も存在したと考える。失敗した宇宙人は、どうなったのだろうか?その後生存していけたのか?救援はあったのか、無かったのか?その惑星に適応したのか、滅びたのか…。
大航海時代の宇宙人のドリーム。