Giacinto forever
最愛なるチペへ
私は、貴方が重大な病に犯されているということを
最後まで伝えることができなかった。
許して欲しい・・・。
私の我がままに、いつも忍耐強く付き合ってくれた貴方に感謝します。
貴方は、最後まで困難を乗り越えようとする目をしていました。
数日前、貴方は微かな声で、
そして恋人に囁きかけるように私に話してくれた。
インテルの将来について、そして人智の及ばない未来について。
数ヶ月前、私は冗談まじりに貴方に尋ねました。
「どうして我々は、審判を買収しなかったのだろうね?」と。
すると貴方は、優しくも厳しい表情で答えました。
「モラッティさんは、そういったことがヘタなんですよ。」
いいや、違う。
貴方の威厳がそうさせなかったんです。
貴方の正直さが、そうさせなかったんです。
貴方がインテルに来た最初の日、
エレーラが間違って、貴方のことを“チペレッティ”と呼んでしまいました。
それからは、あらゆる人が貴方のことを“チペ”と呼ぶようになった。
穏やかで、知的で、勇敢で、低俗とはかけ離れた人物。
インテルを敬い、インテルに尽くしてくれた貴方に
心から感謝します。
有難う。
私達のすべてへ
マッシモ・モラッティ(2006.9.4)
