Giacinto forever | ジャックのインテル報告書

Giacinto forever

ジャックのインテル報告書


最愛なるチペへ


私は、貴方が重大な病に犯されているということを

最後まで伝えることができなかった。

許して欲しい・・・。

私の我がままに、いつも忍耐強く付き合ってくれた貴方に感謝します。

貴方は、最後まで困難を乗り越えようとする目をしていました。

数日前、貴方は微かな声で、

そして恋人に囁きかけるように私に話してくれた。

インテルの将来について、そして人智の及ばない未来について。


数ヶ月前、私は冗談まじりに貴方に尋ねました。

「どうして我々は、審判を買収しなかったのだろうね?」と。

すると貴方は、優しくも厳しい表情で答えました。

「モラッティさんは、そういったことがヘタなんですよ。」

いいや、違う。

貴方の威厳がそうさせなかったんです。

貴方の正直さが、そうさせなかったんです。


貴方がインテルに来た最初の日、

エレーラが間違って、貴方のことを“チペレッティ”と呼んでしまいました。

それからは、あらゆる人が貴方のことを“チペ”と呼ぶようになった。

穏やかで、知的で、勇敢で、低俗とはかけ離れた人物。

インテルを敬い、インテルに尽くしてくれた貴方に

心から感謝します。

有難う。


私達のすべてへ  


マッシモ・モラッティ(2006.9.4)