パルマ戦
【第3節】 | ジュゼッペ・メアッツァ | |
FC Internazionale Milano |
2-0 |
Parma FC spa |
サミュエル・エトォ (71) |
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ディエゴ・ミリート (88) |
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パルマ戦後のコメントです。
-ジョゼ・マリオ・ドス・サントス・モウリーニョ・フェリックス・コーチ談-
「私は、お粗末なインテルを見ることは無かった感じているよ。
例え無得点に終わった前半でさえね。
なかなか点が取れない展開ではあったが、チャンスはたくさん作れていた。
パルマは組織化されており、骨の折れる相手だったが、
我々は、この難しい試合で勝利をゲットするために、
ととてもよくやったと思っている。
代表仕事を終えた直後であり、
目の前にバルセロナ戦を控えた状況での今回の結果は、
結構な結果だと言えるよ。
バルセロナ戦?
現時点では、ドチラにもアドバンテージは与えられていない。
0-0からのスタートなんだよ。
しかしながら彼らは、随分と長い間同じメンバーでやっており、
今では目を閉じながらでもプレーできるチームなんだ。
ズラタンこそ加わったが、構造的には何も変わっていないのだからね。
一方我々は、5人の選手が入れ替わったんだ。
だからどうこうなど言うつもりはナイがね。
ズラタンは、常に私のハートの中で生き続けている。
だが私は、すぐに忘れるタチなんだよ。
今は、今いる選手のことだけを考えているんだ。
ズラタンは、多くのモノを我々に与えてくれたし、
我々もズラタンに多くのモノを与えてきた。
試合前には、ハグの1つでもかますだろうが、
試合が始まれば、彼が誰であるのかすら知りたくないね。
マリオ?
上手くやっているが、まだまだ発展途上中の選手だよ。
今回の試合でも、戦術的な面ではお粗末な点が見受けられた。
インテルは、まだ工事中のチームだ。
しかし、より素晴らしいチームになりうる可能性を多く秘めているチームでもあるんだよ。」
「これで、ようやくバルセロナ戦のことを考えることができる。
だが俺達には、なにも問題なんてナイよ。
俺達は準備を整え、最高の状態で望むだけさ。
大耳大会の1戦目になるワケだから、とても重要な試合だけど、
俺は全ての試合が重要だと思ってるんだ。
ジョゼさんが俺のことを、世界最強のストライカーだと言っていた?
ジョゼさんには感謝してるよ。
でも、グァルディオラ・コーチとの比較はしたくないね。
俺が言えるのは、ジョゼさんのチームの1部としてプレー出来ることを
嬉しく思っているということだけさ。」
「俺達は、忍耐強く戦ったね。
スペースがなく難しい試合だったけど、
ラスト数分間は、チャンスを作ることに成功し、
そして得点をゲットしたのさ。
俺は、とても調子が良くなってきているし、満足しているよ。
この調子を続けていれば、おのずとチャンスも巡ってくることだろう。
チャンピオン・シップには、強いチームが多く存在する。
だが、一番強いのは俺たちさ。
俺がインテルに来てからの4年間で、今のインテルが最強だね。」
「この1週間は、僕にとって特別な1週間になりました。
先週の土曜日に代表デビューをさせていただき、
今日は、セリエ・デビューです。
僕は、常にジョゼさんからのアドバイスには耳を傾けているんです。
米国行脚のときにも、トップチームでプレーさせてもらいましたけど、
やっぱりチャンピオン・シップでプレーするのとは違いますね。
ピッチに出る前、ジョゼさんから言われたことですか?
僕のことを信頼している!と言ってくれました。
ジョゼさんは、素晴らしい人ですね。
若い選手を愛してくれるんです。
そして、自分がチームの一員なんだ~ってことを感じさせてくれるんです。
僕は、ジョゼさんのことが大好きです。」
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70分、▲ムンタリ ▼ヴィエラ
78分、▲クリン ▼スナイデル
Repubblica採点
GK12:ジュリオ・セーザル(6)
DF13:マイコン(6)
DF6:ルシオ(5.5)
DF25:ワルテル・サムエル(6)
DF39:ダヴィデ・サントン(5.5)
MF4:ハビエル・サネッティ(6.5)
MF14:パトリック・ヴィエラ(5.5)
MF8:チアゴ・モッタ(5)
MF10:ヴェスレイ・スナイデル(6)
FW9:サミュエル・エトォ(6.5)
FW22:ディエゴ・ミリート(6)
FW45:マリオ・バロテッリ(6.5)
MF11:サリー・ムンタリ(sv)
MF15:レーネ・クリン(sv)
All:ジョゼ・モウリーニョ