絆
ウワサのドログバ選手についてコメントするジョゼさんです。
-ジョゼ・マリオ・ドス・サントス・モウリーニョ・フェリックス・コーチ談-
「ドログバについて話をするのは、とても簡単なことだ。
私にとっては、息子のような存在だからね。
彼と過ごしたあらゆる瞬間を、私は明確に覚えているよ。
私が望み、彼がロンドンに到着した日のこと、
FAカップをゲットしたとき、
ロッカールームで狂ったように私を探し出し、
他の選手達を差し置いて私に抱きついてきたことなどをね。
だが、ドログバについて話すのが難しいという一面もある。
彼は油屋の選手であり、契約も残っている。
もし、油屋を辞めると決めたなら、
いくつものクラブの中から選択することが可能だろう。
彼は、そういった選手だよ。
実を言うと、ドログバとは長い間話をしていなかった。
最近話をしたのは、彼がクルージュ戦で怪我をした時だ。
私は心配になり、彼に電話をしたんだよ。
私とドログバの関係を考えれば、
インテル入りのウワサが飛び交うのは必然的だと言えるだろう。
だが、何もナイよ。
インテルには、ズラ、皇帝、クルス、クレスポ、バロテッリと多くのストライカーがいるからね。
私にとり、ドログバが特別な選手であることは間違いない。
彼にとっても、私は特別だったと思っている。
ドログバが、彼本来のレベルを取り戻し、
再び喜びと幸せを取り戻すことを願っているよ。」