入団会見
インタブーです。
§1年間のプレミア生活を得て、
再びイタリアに戻ってきたワケだけど、気分はどうだい?
「まず第一に、
僕を信頼してくれたインテルに感謝したいね。
インテルに来ることが出来て、とても嬉しいよ。」
§キミは、プレミア時代にジョゼさんと対戦しているよね?
「ウン、してるよ。
1-0で負けちゃったけどね。
プレミアっていうのは、セリエとは全然異なるリーグなんだ。
僕自身、成長したと感じているよ。」
§キミは、なかなかのカード・コレクターだよね?
「ウディネ時代の僕は、まだまだケツの青いヒヨっ子だったからね。
経験だって少なかったし・・・。
それがカード・コレクターだった原因さ。
だけど、今の僕は違うよ。
歳もとったし、状況を判断する術も身に付けたんだ。
その辺に関しちゃ、何も心配いらないよ。」
§インテルの仲間入りとなれたことに満足してるようだね。
ここに来るのがキミの夢だったの?
「そうだね。
インテルのようなビッグクラブでプレーするのが、ずっと僕の夢だったんだよ。
このチームと共に、多くの勝利をゲットしたいね。」
§ビッグクラブに加わったことで、
いつだって試合に出られるって状況では無くなると思うんだけど。
それについては、どう考えてるの?
「さっきも言ったけど、インテルはビッグ・クラブさ。
僕の夢は、こういったクラブに加わることだったんだ。
素晴らしい選手がたくさんいるワケだし、
いつでもドコでもプレーできるなんて思っちゃいないよ。」
§古巣のウディネーゼとの対決については、どう考えてる?
「チームやクラブ、そしてファンのみんなには
凄く助けられてきたから、とても満足しているよ。
でも、今の僕はインテルの選手なんだ。
そして、既にインテルを愛してる。
過去は振り返らないさ。」
§キミは、エッシェンと似たタイプだと感じるかい?
「僕達は、とても近い存在なんだ。
皮膚の色だって同じだし、ちょっとした兄弟みたいな感じなんだよ。
彼は、とても強い選手だし、ジョゼさんのためにも思いっきり働いていたよね。
だけど、エッシェンはエッシェン、僕は僕さ。
ジョゼさんだって、それは理解しているよ。
エッシェンには、素晴らしい右足があるけど、
僕は左利きだしね。
エッシェンは、本当に素晴らしい選手だから、
僕の方が、彼より凄い!なんてことは言えないさ。
僕がインテルにとって、どれほど重要な存在になれるかは、
ピッチが決めてくれるよ。
僕の目標は、誰かより凄いとかそんなことじゃなく、
チームの勝利に貢献することだからね。」