試合後のコメント
パルマ戦後のコメントです。
「この2週間ばかりは、
お国のためにお出かけ中の選手も多かったですし、
10人ほどしかマトモに練習してなかったんですよね。
全員での合同練習を開始したのなんて昨日ですよ、昨日。
いくら相手が、ブービー・パルマといえども、
コレでは問題を引き起こす可能性があるってもんですよ。
ところがどっこい、ウチの子達は良いプレーを見せてくれましたね。
パルマの皆さんは、失点を最小限に抑えようと
ガッチガチに守っていましたけど、
それがなんぼのもんじゃい!って感じでしたよ。
前半こそイマイチでしたけど、
後半になってからは、試合も開けてきましたしね。
スクデット寸前?
ドコのチームだって同じでしょうけど、
我々だって毎試合勝つ気満々なんです。
だけど、いつでもタリラリラ~♪と鼻歌まじりで勝てる試合ばかりではありません。
時には、キビシ~試合だってあるものなんです。
いつでも上手くやれるというのは、簡単なことじゃありませんからね。
ですが、ウチの子達は、
常に自分達を信じ、諦めることもせず、
素晴らしい団結力を築いてくれています。
私は、彼らの監督であることを、と~っても嬉しく思っていますよ。
マクスウェルのゴールは、素晴らしかったですね。
あの子は怪我のおかげで
1に修理、2に修理、3,4がなくて5に修理ってな生活を
17ヶ月間も続けていたんです。
ベストな状態に戻ることは、並大抵のことじゃありませんよ。
大変な時期を乗り越えて、今はとても良くやっています。
驚異的な若者ですよ。
あっそうそう。
左SBには、只今フィジカルに問題を抱えていますが
グロッソという選手もいるんで、忘れないでやってくださいね。
グロッソも、多分マクスウェルと同じぐらいのレベルを持つ選手だったと思いますから。
左SBという同じポジションに、2人の偉大な選手がいるっていうのは、素晴らしいことですよ。
クレスポへの皇帝のアシストですか?
あれは偉大なストライカーならではのジェスチャーでした。
自分でゴールを決めたいと思うものなんですが、
皇帝は、とても良いプレーを選択しましたね。
あの得点は、皇帝が決めたも同然と言っていいでしょう。
皇帝のインテルでの将来?
まだまだ皇帝には、インテルとなが~い契約が残っています。
昨日の記者会見でも言いましたけど、
皇帝は、常に決定的な仕事が出来る選手なんです。
残留か移籍か?それは皇帝次第なんですよ。」
-エルナン・ホルヘ・クレスポ選手談-
「スクデットは目前だって?
数字的には、まだ決まったワケじゃナイからよ。
だけど、この調子を続けて、上手くやり続けなければいけないね。
マクスウェルのゴール?
ゴールも素晴らしかったけど、何もかもが良かったよ。
マクスウェルは、驚異的な若者だね。
とてつもない怪我に苦しめられていたけど、
一生懸命トレーニングに励んで、回復後の彼は素晴らしい活躍を見せてくれているからね。
僕達にとっても彼の復活は、大変喜ばしいことなんだ。
200ゴール達成は、やっぱり嬉しいですね。
ただアルゼンチンから出てきて、イタリアでのキャリアをスタートさせた
パルマが相手っていうのは、少しばかり残念ではあります。
容赦なく叩き潰しておきながら、こう言うのもなんですが、
パルマにはセリエAに残留して貰いたいと願っていますよ。
さてさて、次のレッジーナ戦でも
ゴールを決めるとしますか。」
-マクスウェル・シェレル・ガベリーノ・アンドラーデ選手談-
「ゴールを決めることが出来て、大満足だよ。
おまけにチームも勝利したんだから、
幸せだと言わずにいられないね。
今日のゴールが、僕のベストゴールかって?
最高のゴールかどうかなんて解らないけど、
重要なゴールであったことは確かだよ。
とんでもなく最悪な時期に、僕に力を与えてくれた全ての人達に
このゴールを捧げたいと思ってるんだ。
僕は、復活するために
とことんトレーニングをする必要があったんだ。
正直、フィジカル的にも辛かったよ。
もう、無理かもしれないな・・・って思ったこともあったしね。
だけどインテルは、そんな僕に続けようとさせるチカラを与えてくれたんだ。
僕は、インテルのために精一杯頑張りたいと思っているよ。
スクデットは決まったも同然?
まだまだ地に足をつけていかなきゃダメだよ。
数字上でもスクデットが確実になるまでは、
もっともっと勝点を稼ぎまくらないとね。」
-エステバン・マティアス・カンビアッソ・デロー選手談-
「今日は、勝つことが重要だったんだ。
ポジティブな結果を得ることが出来たし、
この調子を、この先もキープし続けないといけないね。
チームが勝点3をゲットできたことにも満足しているけど、
怪我明け早々、90分間プレーできたことにも満足しているよ。
とても難しいんじゃないか?って思っていたし、
心配で、髪の毛が抜け落ちそうで不安だったけど、
全てが上手く転がってくれたよね。
今日は、インテルが素晴らしいチームだってことを
再確認することができたよ。
僕達は、マクスウェルが大変な時期を乗り越えて
得点を決めたことに、全員一致で喜んでいるんだ。
クレスポのゴールにも満足しているよ。
ごっつぁんゴールだったけど、
自分でも決められたはずの皇帝が、クレスポへのアシストをチョイスしたんだら、
皇帝のことも祝福しなくちゃいけないね。
これは僕たちが、毎日同じ目標に進んでいることの証明でもあるんだよ。
昨日、モラ会長とトロンケッティさんが
アッピアーノ訪問にやって来た?
彼らはチームに、いつも正しく、素晴らしい援助を与えてくれていますし、
僕達は、ホントに感謝しなければいけないね。
僕達は、彼らに素晴らしいものを捧げたいと思っているんだ。
もちろん、ファケッティさんのことも忘れちゃいけないからね。」