引き続きお読みいただき、ありがとうございます


※厚労省の『日本人の食事摂取基準』は2010年版もありましたので、ちらっと追記のため再度アップしました。
②は主に葉酸の摂取量についてですが、情報サイトや医療従事者のブログ、サプリメントのメーカーサイト等で、なーんかちょっとずつ書いてあることが違うんですよね
どれが正しい情報??
でもそれ、なぜかわかりました。
厚生労働省の情報で、2000年・2005年・2015年でいずれも葉酸の摂取についての記載内容が異なるんですね。
インターネット上の情報やブログ記事にも古いものも残っていますし、最近でも古い情報を参照して書かれている方もいらっしゃるようです
まず2000年の情報です。
「食品からの葉酸摂取に加えて、いわゆる栄養補助食品から1日0.4mgの葉酸を摂取すれば、神経管閉鎖障害の発症リスクが集団としてみた場合に低減することが期待できる旨情報提供を行うこと。」
葉酸の摂取期間については、「少なくとも妊娠の1か月以上前から妊娠3か月まで」、また上限量については「1日当たり1mgを越えるべきではない」とされていました。
―厚生労働省『神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について』(2000年)―
2000年の通達文書の情報はつまり、
摂取量:食事からの摂取+サプリから400μg(食事からの摂取量については記載なし)
摂取期間:妊娠1か月以上前から妊娠3か月まで
上限:1,000μg
ということ。


その後、2005年。
食事摂取量 240μg
妊婦(付加量)+200μg
授乳婦(付加量)+100μg
上限量 1,000μg
※枠外に「妊娠を計画している女性、または、妊娠の可能性がある女性は、神経管閉鎖障害のリスクの低減のために、400μg/日の摂取が望まれる。」と記載あり。
―厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2005年版)』葉酸の食事摂取基準(μg/日)―
つまり、
妊娠前:400μg(サプリからとは明記していない)
妊娠中:440μg
授乳中:340μg
上限量:1,000μg


そして2015年。
食事摂取量 240μg
妊婦(付加量)+240μg
授乳婦(付加量)+100μg
上限量 1,000μg(18歳~29歳:900μg)
※枠外に「妊娠を計画している女性、または、妊娠の可能性がある女性は、神経管閉鎖障害のリスクの低減のために、付加的に400μg/日のプロテイルモノグルタミン酸の摂取が望まれる。」と記載あり。
―厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2015年版)』葉酸の食事摂取基準(μg/日)―
つまり、
妊娠前:食事から240μ+サプリから400μg=640μg
妊娠中:食事から480μg
授乳中:食事から340μg
上限量:1,000μg(18歳~29歳:900μg)
と変わっていったようです
2015年以降は出ていないようなので、コチラが最新の情報と思われます。
ちなみに2010年版もあり、推奨量は2015年版同様ですが、上限量は1,400μg(18歳~29歳:1,300μg)だったようです。
2005年・2015年の内容で特筆すべきは、サプリメントでの摂取について、「妊娠を計画している女性、または、妊娠の可能性がある女性」としていて、妊娠中については推奨の記載がないんですよね。
(妊娠中は食事摂取量の付加量として+240μgとのみ。)
細かいこと書いといて何ですが、結局食事からどのくらい葉酸が摂れているか実際の計算は難しいですし、意識的に葉酸の含まれるものを食べて、妊娠初期までは念のためサプリでも400μg摂ればいいんですよね?
と解釈しました
※間違いがあればご指摘ください!
葉酸については以上です
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます


