分譲型の共同住宅を生業にしている、
デェベロッパーのほとんどは、
その事業用地を購入する前に、
『ボリューム入れ』と呼ばれる
基本計画をします。

あくまで、シュミレーションですが、
そのボリュームに沿った事業計画で、
土地の購入金額も決ります。
簡単に言うと、都会の土地の価値は、
『どんな大きさの建物が建つか?』
で、決まると言っても過言ではない
と思います。

その、とても大切で責任のある仕事、
『ボリューム入れ』基本計画を、
いろんなアイデアを使い、
デザインや、使われ方を考え、
短期間で正確な計画をする、

誰もが、同じ計画になる訳では
ありません。
正解はないのですが、民間事業で、
言うなら、事業として成功すること、
街に受け容れられて、いい影響を
与え続けられること、最後に大切な
安全で安心な建物であること、
でしょうか、、、、

その大切なボリューム入れ、
が、我々の仕事の種でもあるのです。

おそらく、そのボリューム入れ、
の段階から、工夫されていただろう、
建物を時々見かけるので、ご紹介
したいと思います。

photo:01


広い前面道路側に向って、コの字型の
平面計画。
抜けている部分は、既存建物があり、
一体計画は不可であったと思います。

photo:07


上手にデザインされた建物が、
シリーズ化されたのでしょうか?
すぐ横にも、同じデザインで、
建っています。
photo:03



素材感を合わせた外観と、
エントランスは、印象的です。
photo:04


photo:05


photo:06


コールテン鋼と素焼タイル、
素材感のあるものを、シンプルに
上手に使っています。

勉強になりますね。





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