経済産業省サービス政策課長・教育産業室長の浅野大介氏

 

東京インターハイスクール(TIHS)の渡辺です。

 

11月25日にTIHSが運営委員を務める「多様な学び保障法を実現する会」に経済産業省から浅野課長をお招きして、経産省が新たに設置した「教育産業室・未来の教室」の取り組みについてお話をしていただきました。経産省が教育に積極的に関与する政策方針と共に浅野氏の教育改革に対する熱い思いを拝聴するこができました。

 

講演の主旨は、今後急速に進むITとAI社会に活きていく人材を育てるには、今の学校教育のような「与えられた問題に正解を求める教育」から「自分で問題を提起して独自の見解を見出す教育」に変わらなければならない。現行の学校教育制度の中で「未来の教室」のような活動を通して、例えばICT教育の分野などに積極的に予算をつけて改善を求めていく。

 

政策は「現行の学校教育制度の中」ですが、講演では「現行の学校教育制度の改革」の必要性についての熱い思いが感じ取られました。講演翌日以下のメールを送信させていただきました。

 

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昨晩は浅野様の思いをお話しいただきまして、ありがとうございました。

 

「多様な学び」の推進には規制緩和が必要です。しかし日本社会は内部からの変革は難しく過去に規制緩和を進めた業界は外資やテクノロジーなどの外圧「黒船」によって改革が進みました。教育業界の「黒船」は今の学校教育に不満を持っている「子供たち」です。大砲を持たない「黒船」ですが、中学校だけでも不登校13万+校内不登校31 万人、計44万人(中学生の10%)の巨艦 が大きな圧力となり教育界を揺るがしています。「揺るがす」だけでは改革は速まりませんし、改革が現場まで浸透するには20年はかかるのではないでしょうか

 

今必要なのはスピードです。明日からの「教育(子育て)改革」は供給者(教育者)の視点からの改善ではなく、受給者(親子)のAwareness(気付き)から始まりますGlobalizationやAIの影響から多くの受給者たちは新な「黒船」に気付き始めています。東京インターハイスクールでは創立2000年以来、子供たちの自立にMUSTなコミュニケーション スキル「ラーニング サクセス」を実践して成功しています。現在LSへの理解を学校外の保護者に広げる活動をしており、スピードとスケールアップにご支援とご協力をいただければ幸いです。 

 

以上