最近父の話を思い出します。私の父は中卒で九州から大阪の会社に就職しました。当時、田舎の少年少女が中卒で都会の会社に就職することはどちらかと言えば当たり前なことでした。スポーツは出来ても、あまり勉強は得意な方でなかった父もその進路を取りました。しかし、父が入社してすぐ思ったことは、「自分は漢字が読めなくて恥ずかしい」ということだそうです。

 

そこで、父は会社が終わった後に学習することができる定時制の高校に通い始めました。父は九州の訓練所に1年間通っていたので、高校1年は免除できると言われたのですが、父は「勉強がしたい」という理由で、高校1年からやり直したそうです。

 

基礎学力を身に着けた父は、その後技術者としても力をつけ、会社の中でも一目置かれる存在になりました。長期出張で色々な国に行き、そこで海外にいた母と結婚もしました。定年退職をした後でも、元の会社からヘルプ要請を受けて今でもフルタイムではないにしても、機械のメンテを行っています。

 

そんな父に育てられた私なので教育の大切さを強く感じています。しかし、現在高校を卒業したとしても、その生徒に基礎学力がないことがニュースで取りざたされています。基礎学力がない生徒が何等かの方法で入学したとしても、大学側が中学で学習することを教えたり、勉強がわからなくて自主退学をしたりと状況は芳しくありません。学習方法に関して色々あるにしても、授業料をもらっているのであれば、高校は生徒が基礎学力を身に着けさせる責任はあるのではないかと思います。そうでなければ、卒業と称して、学校を追い出された生徒は路頭に迷ってしまいます。

 

 

 

 

 

(担当:川崎純)

 

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