高知よさこい祭り、行ってきました!
結果的には、高知には辿り着いたことはたどり着きました・・・。

大分遅くなりましたが・・・・。



高知よさこい祭り、本祭は1日目から開催されましたが、

結果的には大阪駅発高知行高速バスは大阪にて欠航。

JR瀬戸大橋線は、瀬戸大橋が風速20メートル以上になり運休。

瀬戸大橋は陸路の車も通行止め。

しまなみ海道は10日朝までは通行止め。


瀬戸大橋線とつながっていて、
岡山方面から瀬戸大橋線を通って高知につながる土讃線は、
大杉駅の北約1キロと約2、5キロの2カ所で土砂崩れのため線路が寸断され、
バス代行運転・・・・。


私は一体いつ高知に辿り着いたのかは、今のところ ヒ・ミ・ツ♡



という事で撮影動画本祭結果編 Part 1 行きます!!!

本祭でよさこい大賞を受賞したのはみなさんもうご存知の十人十彩さん!!!




という訳で今ヒミツと言ったばかりですが、
私は本祭1日目の19時以降に高知駅にたどり着きました(爆)。


そして見られるところをはりまや橋で時間の許す限り見ました。

この時間はりまや橋に集まってくる連は、
みんな自信を持って踊ってらっしゃる連ばかりなので、
それぞれ個性を発揮されて素晴らしかったのですが、

お祭りの中で際立って特に良かったのはまず梼原さん。

昨年の原宿スーパーよさこいでの入賞連並に劣らないお客さんの高反応、
好評価を受けたその勢いはそのまま!!!

明るくて清々しい演舞に地方車からの鯛の一本釣り!!!

2014 高知よさこい祭り 本祭1日目 梼原 はりまや橋競演場


楽しいなあ!!!



続いてはあたごまち愛組氣炎一座さん。

2014 高知よさこい祭り 本祭1日目あたごまち愛組氣炎一座 はりまや橋競演場


こちらは粋な踊り志向で、京橋・新京橋えびすしばてん連と並んで、
高知勢の中でも一定水準以上の実量を持った優良連さんです。

特に流しでのセンタートップのお姉さんの踊りはとても粋で、
一見の価値があります!!!

粋な踊りというものは、粋というものを理解できる文化圏に、
生まれたり住んでいたりしないと実は理解出来にくいもので、
粋の反対の概念が無粋(ぶすい)というもので、

粋な人というのは無粋な行動をプライドを掛けて取ってはいけないものなんですよね!



北海道のYOSAKOIソーランの連で、粋~IKI~北海学園大学さんというのがあるのですが、
その連は、札幌大通公園でのパレード演舞(流し)で、
流している途中にUターンしてしまうんですよね。

2014YOSAKOIソーラン ファイナルパレード 粋~IKI~ 北海学園大学


それはなぜかというと、パレード演舞審査会場で審査の時に、
パレード会場の真ん中に審査員席があって、
その審査員に媚びる(高印象を与えるとも言います)ために、
自分達をパレード会場の最後のほうで待っている方々に、
おしりを向け直して審査員の方向に演舞をする訳です・・・・。

高知のよさ来いでの流し演舞というものは前進しなければならなくて、
それと鳴子を鳴らすというのと「よさこい節が入っているというのが、
高知の本家のよさこいでの必須条件になっているのですが、

私が考えるになぜ前進しなければならないかというと、
最後の方に待っている人に対し、
おしりを向けるような日本文化で最もベーシックな礼儀、
『お客さんにおしりを向けない』というものを守るためと、

最後の方に待っている人達のために、
もし演舞の進行が届かなくても失礼がないように正対し続ける。

そういう文化的背景じゃないかと思うのです。


自分達とその演舞を待っている人達に対し、
おしりを向けるような事はプライドを掛けてしてはならないのです!!!

なぜならそれはとても失礼で無粋な事だからです。


ちょっと話はそれて昨年の東京よさこいの踊り侍さんの演舞の動画を御覧ください!
この時、そしてこの年、踊り侍さんは絶好調、
よさこい祭りしも旋風を巻き起こし、そして全国大会でも入賞!!!

関西でもこいや祭りで入賞し大旋風を巻き起こし、
この東京よさこいでも大賞をも狙える状況でした。


そして動画の左奥の方に盆踊りのやぐらみたいなものがありますが、
それが審査員席になります。

【公式】踊り侍 13JOKER 東京よさこい 2日目 駅前メイン


感度をあなたに届ける演舞。

それは審査員席に尻を向ける演舞でした。
踊り侍さんが審査員席におしりを向けた瞬間に、
見ていた私(混雑がひどすぎて動画は撮影しませんでした。)は、
この瞬間に踊り侍さんの入賞が無くなったなと感じました・・・。

結果は本当に入賞なし。


こういうよさこいを本来届ける人のために、失礼がないように正対し、
全力で届ける姿勢を東京や粋がわかる文化圏では、

粋で鯔背(いなせ)と言います!!!

いなというのはボラのちっさいのですね。
見た目の特徴として魚の背中の出る黒と銀鱗との柄がはっきり出ているのが特徴の魚です。

粋で誰に対して正しい行動をすべきか?
はっきりした行動を取る事が粋で鯔背なんですよね。


そして気炎とは、燃え上がるように盛んな意気。

あたごまち愛組氣炎一座さんにも、
粋の文化が今も息づく東京圏から集う(インカレなので)踊り侍さんも、

燃え上がるように盛んな意気 を

感じられるんじゃないかと思います。


そういう文化的な裏付けをプライドを掛けて守っていくからこそ、
高知よさこい祭りがよさこいのパラダイスとして息づいているんですよね。

台風が来た後で開催できそうならば、
プライドを掛けて踊る人達やお客さんを気持ちよく踊れたり、
気持よく踊りを見られるように最大限努力をする。


そういう影で支えていた人達の粋な努力、
ありがとうございましたと思うばかりです!!!



本当のよさこいは、文化的背景がないと踊れないんですよね!!!

粋という精神も文化的背景がないと理解できないし、
実践出来ないものなんですよね・・・・。

それを分からせてくれるような粋な精神に裏付けされた、
あたごまち愛組氣炎一座の演舞、良いです!!!!





続いても粋な精神にあふれた演舞をいつもされている旭食品さん。

2014 高知よさこい祭り 本祭1日目 旭食品 はりまや橋競演場


よさこい節の「土佐はよい国 南をうけて 薩摩おろしが そよそよと」の節。

その薩摩おろしって何?薩摩藩の方向から吹いてくる風?なんて思ったりしますが、

実は、土佐藩第13代藩主山内豊熈に嫁いだ薩摩藩の島津斉興の娘、
候姫(こうひめ)の事だそうです。

島津斉彬の妹にあたるそうで、
その嫁入りを指すそうなんですね。


その候姫の嫁入りを題材にしたのが「土佐物語 寿ぎの桔梗」という旭食品さんの作品です。


今年のよさこい祭りで1番目立つ衣装!!!
肩部分にいなせな柄が入っているのは偶然でしょうか???

起承転結のはっきりした粋な演舞に、
堀麻夫さんの陽気で演舞に広がりを感じさせてくれる音楽と歌があって、
雄大な太平洋の大海原を見て育った者が知っている、

あの大きな自然が持つパワーが与えてくれる心持ちと、
海と空しか無く先が見えないほど広がりをみせる光景に対する不安、

そのような気持ちが姫と迎える土佐にも民衆にあるけれど、

それでもそれを乗り越えて明るく受け入れ祝いの宴を催す。


そんなストーリーを感じさせてくれる演舞には余裕のようなものも感じられて、
一回りパワーアップした旭食品さんの力が見えました。

あさきヒョク品さんはやはり見るものの期待を裏切らない良い演舞をしてくれます!!!


後列まで演舞の質が大きく落ちることもありませんし。


南を受けてというのはやはり薩摩の方向からくる風だったり、
台風をも指すものだそうで・・・、

そういうものを降り超えて明るく受け入れよう!!!
そういう精神というものはやはり文化に裏付けされていて、

今回の台風の後の皆さんの明るく素晴らしい演舞、
裏方さんの影の努力、
台風を押して集ったお客さん、
それを受け入れた土佐の皆さん。


そういう今年のよさこい祭り全部を象徴した良い演舞であり、
良い作品でした。



本祭2日目の事実上の金賞受賞演舞もご覧頂きます!!!

2014 高知よさこい祭り 本祭2日目 旭食品 金賞受賞演舞 中央公園競演場


工藤先生の粋な動きにもご注目!!!!





続いては俵屋グループさん!!!

2014 高知よさこい祭り 本祭1日目 俵屋グループ はりまや橋競演場



昨年は女性美を全面に打ち出したトータルな面で全て優れている作品だったので、

トータルで素晴らしい作品と演舞が出来た所は、
翌年にバランスを崩して大きく失速することが多い。

というよさこいのジンクスのような罠にハマる可能性がありましたが、

良い演舞をして見る人にパワーを与え、
そしてよりパワーを発揮できるようになって見る人が期待の視線や喜びの視線、
ねぎらいの言葉を掛けたりうちわで扇いだり、笑顔になったり。

そういうものを受け取って更にパワーアップを果たす。

というよさこいの王道を1年間歩んだために、
更にパワーアップを果たした俵屋さんには杞憂でしたね。


様々な面で昨年より向上していて、
更によさこいの喜びにあふれた笑顔の演舞でしたし、

キープコンセプトでさらに上乗せが出来て、
トータルバランスを崩さずに上乗せが出来た。

振付が天空しなと屋さんの中村信幸先生で、音楽がやはり堀麻夫さん、
ボーカリストが雅子さん。


テーマは蒲公英(たんぽぽ)

衣装は坂本龍馬の家の家紋桔梗からヒントを得たのか?
たんぽぽの紋、

白(パールホワイト?)に赤(朱色)、
帯は黒金に、白(パールホワイト?)金に、
袖と合わせた紫で引き締める。
袖の紫には唐草模様系の雲?なんでしょうか????

演舞の動きに合わせて朱色側と紫が入れ替わるようにできていて、
例の袖の柄を見せる演出。

そして最大のポイントは踊り子さんの笑顔を見せる頭飾りの布???


この作品はやはりトータルバランスに優れ、
女性が非常に気持ちよく演舞で女性美と笑顔を出せるようにできていて、
本当に素晴らしく、



今回私は大賞と同等の価値を見出しています!!!!!



この動画をご覧ください!!!

(隣の人がぶつかってビデオカメラのスイッチがオフになってしまい、
 演舞始めが少し切れていますが・・・。)

2014 高知よさこい祭り 本祭2日目 俵屋グループ 銀賞受賞連続2回演舞 中央公園競演場



今回はこの作品の価値に気づいて、
あえて踊り子さんのイキイキとした笑顔を中心に撮影させて頂いております!!!

かつて全ての踊り子さんがこんなイキイキとした笑顔で、
楽しみながら踊れる作品があったのでしょうか???





見られない部分は宿に帰りネットに上がった中央公園の動画をすぐにチェック!!!

その時点では、まだ十人十彩さんは昨年よりずっと立ち上がりは良いですが、
本格的には本領を発揮していな感じでした・・・。


私がはりまや橋の1日目の最終演舞を待っていたほにやさんは、
良い演舞が出来るはりまや橋に連が集まりすぎて、
それをできるだけ踊らせてあげて、

それらの連が急がされながらも頑張ってしまい、
あえなく途中で21時半を見変えてしまい演舞終了・・・・。

2014 高知よさこい祭り 本祭1日目 ほにや 21:30で途中で演舞終了・・ はりまや橋競演場




ほにやさんは昨年作品の作り込みが細密に出来過ぎて完成されてしまい、
そこからまたバラして新しいものを作るか、
昨年までの形式に何かを上乗せするのか選択を迫られていて、

更に細密に作品が出来過ぎている故に、
百戦錬磨のほにやさんの踊り子さんが上乗せすべき踊り、
よさこいの喜びを乗せるシロがあまりないという、

優れた作品ができてしまった故の大きな欠点をも内包し、
1年間を踊ったので、それに上乗せする形式で今年の作品を作った場合、

そういうジレンマで迷走するだろう事は、
昨年のほにやさんの最も得意とするよさこいフィールド、
原宿スーパーよさこいでの意外なまでの低迷(それでも十分素晴らしいのですが)で
予想できた事でした。



そしてその後の高知県内でのよさこいイベントで、

1年間踊れないでいて、そこから劇的によさこい祭りに復活し、
さらに見る人へ手を抜かない真剣な演舞を踊り続けた十人十彩さんの、
その踊りに対する真摯な姿勢と演舞の向上を目の当たりにしたよさこいファンの方々が、
それに大きく心動かされて、

ほにやさんの固定ファン以外の熱心なよさこいファンが、
昨年よさこい大賞のほにやさんではなく、
十人十彩さんに集中して集まったという事もあった様です。


よさこいというものは見る人のパワーをもどんどん集めて吸収して、
より大きなパワーを発散して見る人に与え活性化し、
それで見る人から帰ってきた喜びをまた自らのパワーに変えるという、

わらしべ長者的に踊る連や見る人、
さらに元気になった見る人に影響されて活性化した人々、

更にその人に触れた人々という具合に活性化して元気にして、

社会全体をも活性化してしまおうという、
壮大な活性化パワーゲームでもあるので、

多くの人の期待に応え自らも活性化して進化した者が、
更により大きい喜びのパワーを受けてより活性化を果たすものですから、


昨年その波に乗った十人十彩さんが一番よい演舞をする可能性は、
今年のよさこい祭りでも大いに考えられたのですが、


本祭1日目からかなり良い感じではあっても、
完全に良い状態で突っ走ってはいない様子でした。


そうすると自分が少ない時間本祭を見た様子では、
旭食品さん俵屋グループさんが非常に良い感じなので、
もしかしたら勢いに乗って突っ走るのかなあと?

ちょと十人十彩さんの関係者の方?と思われる方の動画を御覧ください。

十人十彩 追手筋 本祭1日目 2014


列の整った美しさと湧き上がる力を感じさせる演舞。

ですが、皆が熟成された域に達した今回のよさこい祭りでは、
1歩抜け出すには何か大きなパワーがもう1つ必要です。


そう思いましたが、
本祭2日目のこの時にターニングポイントの演舞を観ることが出来ました。


2014 高知よさこい祭り 本祭2日目 十人十彩 追手筋南本部競演場


え、なんだか乱れている演舞に見えるって???


そうです、上の動画のように揃ってはいないんです!!!!

だけど踊り子さん笑顔だったりとても良い顔をして、
凄く力強い演舞をされているのはお分かりになるでしょうか????


先ほどの十人十彩さんの関係者の方、grungirさんのアップした動画、
どれもとても揃っていて美しいんですよね。


という事は、追手筋の流しの最後というのもあるのですが、
実は私が思うに十人十彩さんが力を込めるべき何かがあったのではないかと?

そして大賞を取りに来た渾身の演舞だったのではないかと???


そしてその結果がこの動画です!!!


2014 高知よさこい祭り 本祭2日目 十人十彩 よさこい大賞受賞連続2回演舞 中央公園競演場




とても素晴らしい演舞ですが、
1つ大きな欠点があるんですね・・・・。



2014高知よさこい祭り本祭2日目 とらっくヨイサ♪ホイサ♪で大揺れ大盛り上がり! はりまや橋競演場


残念ながらスペースのない所に割り込んで来た婆ちゃんが、
うちわ振るスペースがないのにヨイサ♪ホイサ♪で盛り上がって、
自分を叩きまくっているので動画がぶれまくりです・・・。

高知にもマナーが悪いというかモラルのない人も当然いる訳で、
これ割り込んでくる人の常套手段なんですよね・・・・。

割り込んできた時にスペースがないと、
器で仰ぐフリして前や横の人を叩いて引かせてそこを自分のスペースにしようという・・。

脇の下のあたりを突かれたりもしたので、
とらっくさんの演舞の迷惑にならない程度に文句を言ったらさすがに大人しくなりましたが。

おかげで動画を撮影していたけれどそこはカット・・・・。


続きです。

2014 高知よさこい祭り 本祭2日目 とらっく(一般社団法人 高知県トラック協会) はりまや橋競演場



2014 高知よさこい祭り 本祭2日目 とらっく(一般社団法人高知県トラック協会) 金賞受賞演舞 中央公園競演場


ヨイサ♪ホイサ♪で盛り上げた自信!!!

踊り子さんが向き合ってグリグリ回るのも面白いです。


トラックさんのベーシックな部分派で出来上がっているのですが、

衣装やそういった部分での面白さ、
旗(纏い)隊の衣装も整ってパワーアップするなどと、

そういう部分をちゃんと工夫して盛り込んで、
更なるパワーアップと面白さ、
お客さんとの共鳴を目指している部分はさすがでした。




続いては、濱長 花神楽さん。

2014 高知よさこい祭り 本祭1日目 濱長 花神楽 はりまや橋競演場


ほにやさんプロデュースで地方車にいちむじんさんも!!!

昨年ちょっと停滞感がありましたが、

今年はしっかりと盛り返してきた所は流石です!!!


流石に他のほにやさんプロデュースの連人は一線を画するクオリティーがあるのですが、
ほにやさんが通ってきた道の跡を通っている部分もあるし、
他のほにやさんプロデュースの連が多くなりすぎて、
同じテイストが溢れてしまっている部分があって、

よさこいをいろいろな所で沢山見ている目が肥えている人にとっては、
食傷気味なのがハンデになっている感もあります。

それと黒子さんが黒子に徹しきれてなくて堂々と演舞の前を見切れすぎるので、
それが邪魔になって前で待っている人達にとって、
演舞が見えにくいところがあるのに相変わらず改善しないのはいけません・・。

同様に地方車の横やらにスタッフなどが多すぎたり・・・、
撮影スタッフなどが流してくるのを待っている人達の邪魔をしている連も、
一流とはいえないと思います・・・・。

これ今回も非常に多くの連がダメだった所ですが・・・。


流しがやってくるワクワク感を自ら潰してしまうような所は、
私が動画を撮影しているからというのではなくて、
待っている人に対する真摯な態度として問題があると思うのです・・・。

やはりそれだけで見ている人の評価は大幅に落ちてしまいます。
よさこいの流しを待つ人の期待感や目線を見ていなかったり、

大事にしていないという事ですから。


2014 高知よさこい祭り 全国大会 濱長 花神楽 追手筋北本部競演場


これからどうやって濱長さんさらに上を目指すのか興味があるのですが、
これ、音楽の部分である程度別の道を歩む人用があるのではないかとも思います。

だけどそこを別の方向性にしてほにやさんのプロデュースが上手く行くか?
という疑問もありますが、

濱長さんだけのオリジナリティーが無いと、
審査の評価結果ではない部分で俵屋さんが急に力をつけてきて、
上を完全に抑えている状態なので、

上の4つに食い込む前に実は上は5つだよ!!!
という事になります。

帯筋さんは、演舞場によって大きく質を落とすことがあるので・・・・。
金賞の中では実は1ランク落ちると自分は思いますので・・・・。

いつも、どこでも自分達のオリジナリティーを
一定以上発揮出来ない所はやはり1ランク落ちてしまいますよね。


自分達だけの魅力、素晴らしさを最大限に伝える事が、
結果的に自分達を際立たせる事になりますから。


そういう意味で濱長さんはコラから自分達だけの美味しい所を
どうやって伸ばして行くか興味があります!!!




2014 高知よさこい祭り 本祭2日目 帯屋町筋 枡形地域競演場


2014 高知よさこい祭り 全国大会 帯屋町筋 追手筋北本部競演場


動画を見るとお分かりになると思いますが、
帯屋町筋さんは、前列のある程度の所まで行くと、
演舞の質が落ちてしまいます・・・。

これホームの帯筋だと結構な勢いで踊れるので、
帯筋さんは内弁慶なのでしょう・・・。


それにしても福助やビリケンといったものは、
よさこいと同じものを持っていて良いですね!!!!!


これこの後にほにやさんの動画を持って来るとはっきりしますよ!!!


2014 高知よさこい祭り 本祭2日目 ほにや 枡形地域競演場



2014 高知よさこい祭り 全国大会 ほにや 追手筋北本部競演場


ほにやさんの今年の本祭での演舞、
さすがの良さもあるのですが、
やはりちょっと迷いがあったように思います・・・。

作品が出来過ぎていて、
自分達の勢いや気持ちを上手に乗せるシロが無いんですね・・・。

やはり踊り子さんはそういうものを肌で感じますので、
それが演舞に出てしまいます・・・・。


そこをどうやって原宿で巻き返せるか?
さすがのほにやさんの力というものを期待したいと思います。


それと今回ほにやさんにとって「ほにやよさこい♪おどりゃにゃ♪ソン♪ソン♪」で、
お客さんを盛り上げる部分で上乗せしようとしたのが、

とらっくさんの「ヨイサ♪ホイサ♪」で大きく競合してしまったのは、
運が悪かったのか?必然なのか?

その辺原宿でほにやさんととらっくさんがどうやって盛り上げるのか???
非常に興味をそそります!!!!!!


2014 高知よさこい祭り 本祭2日目 いなん 枡形地域競演場


ここでの演舞はいなんさんの勢いに乗った時に良い踊りをする長所が、
存分に発揮されて素晴らしかったのですが・・・、

流しのセンタートップの踊り手さん?の気持ちのこもった演舞が、
とても良かったし、それに続く皆さんも明るく勢いのある演舞!!!

他で頑張りすぎてへばってしまったのは残念でしたが・・・・、
実は凄く期待しておりますので、

原宿で皆さんの一番素晴らしい所を
原宿の皆さんに見せてあげてくださいね!!!!!




2014 高知よさこい祭り 本祭2日目 ダンスクリーム AZUKI by 建匠 はりまや橋競演場


(動画は前半部分をカットしてあります)

昨年は弱拍と強迫とが聞くものが違和感を抱く程、
細かく入れ番う楽曲の弱点を補うため、
強い踊りを常時しなければならず、
良い踊りができるまでお客さんを置いてけぼりにしてしまい・・・、

良い踊りができるまで大変時間がかかってしまったAZUKIさん・・・。


今年もバックグランドの音の打ち込みだけではその音が死んでいるので、
光が丘では大苦戦だったようですが、

それを補ってくれる人の存在と、
強引に勢いでそれを補う頑張りとで、

かなりいびつですが今年のよさこい祭りの中でも良い演舞と言える状態に、
持って行けたAZUKIさん。



やはりよさこいにとって踊りと一体になるべき音楽は、
非常に重要なもので、
お客さんにさらされて、その反応を肌で感じて、
それを織り込んだ音でなくては、

お客さんに響かないばかりか、遠ざけてしまう事もある。


そういう事とAZUKIさんが以前から持っていた大きな弱点・・・。

お客さんとともにあるよさこいではない・・・。
という弱点が響いてしまい、
ここ数年、演舞の終わりにお客さんがどう反応して良いか?分からず、
静まり返ることが多かったAZUKIさん。


そういう部分が重なって今年は大丈夫かなあ???

そう思っていましたが、とりあえずは良かったなと・・・・。


今流行のよさこいではなくとも、
よさこいはストリートの文化であって、
そのストリートの見ている人1人1人を
決して置き去りにせずに大切に出来る演舞、

踊り子さんも大切に出来る作品、
踊り子さんが愛せる作品でなければ、

お客さんも踊り子さんも離れていってしまう。

AZUKIさんだけではなくどこの連でも当たり前の事を、

しっかりと出来るか否かが、
一流かそうでないかを分けると思います!!!!



原宿でAZUKIさんの演舞がどれだけお客さんに届いて響いて、
お客さんを引き寄せられるか???

期待しております!!!!!


そして昨年から、観るお客さんの期待に応え続けようとして、
1番頑張り続けた十人十彩さんがよさこい大賞を受賞したのは、
必然だったのではないかと思います。



どんなよさこいであっても、
お客さんに届いて響いて、心を動かせば、

感動した心が踊る人や作った人、携わった人達に響き渡る。

そういったエモーショナルな共鳴が、
さらにそれらの全部の人に響き渡って力となり、

それぞれの大きな原動力になる。



そんなパワーの共鳴が大きな渦となり、
多くの人に響いてまた高知に来たい!!!!!

また良い踊りを見たい!!!!!

またここで良い踊りをしたい!!!!!

この地の良いよさこいを支えたい!!!!!

そう思わせてくれた今年のよさこい祭り。

皆さん素晴らしかったと思います。


有難うございました!!!!!