「恋愛」も「結婚」にも興味がないし、したくない「アセクシュアル」の人向けのブログの内容です。

 

中でも、「アセクシュアル」で「発達障害」を持っている人にフォーカスしたブログになっています。

 

#アセクシュアル

#LGBTQ

#発達障害

#HSP

 

 

 

 

 

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まずは

「アセクシュアル」とは?

 

「相手」と「手を繋ぎたい」とか「キスしたい」とか思わない

 

「誰に対しても性的に魅力を感じない」のである

 

・アセクシュアルは「一時的なもの」や「成長過程のもの」ではない

 

・アセクシュアルは「性的な指向」の状態を表すもの

 

・アセクシュアルの女性はそうでない女性に比べて初潮が遅く、身長が低く、体重も少ない

 

・アセクシュアルもホモセクシュアルやバイセクシュアルなどと似たような社会的な差別を受ける体験があることから精神疾患が高くなっていることもある

 

 

*参考資料より

 

まだまだ補足説明はありますが、まあこんな感じです。

 

 

 

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そもそも「恋」と「愛」は違う

 

「恋」は一方的であり、「愛」は相互的です。

 

「恋」の手段として「手を触れたい」「ハグされたい/したい」「目が合うとドキドキする」

 

どれも、異性もしくは同性の相手があってのもの。こちらから「意識」をすることで「恋」が芽生えます。

 

 

一方で「愛」とは「自分のことをさておいて相手のことを思いやること」それはその相手も同じような感情を抱いており「相互になるもの」。

 

「愛」の契りとして「結婚」がありますが、あくまでこれも「手段」だと考えます。「愛」のかたちはないので目には見えないために「契約」する法として「結婚」があります。

 

 

 

 

話を戻します。

 

 

 

 

発達障害を持っている人に多いのは「過敏」です。発達障害傾向のひとだけでなく、HSPやアレルギー体質のひとなどにも多いです。

 

「過敏」だから「発達障害傾向」だとは限りませんが、多いのは現状です。

 

「過敏」というのは、対人過敏(人と話すときに過剰に意識してしまう)/感覚過敏(ある特定の感覚に過敏に反応する)などがあります。

 

発達障害の中でもASD(自閉症/アスペルガーなど)に多く「過敏」を持っているデータがあります。

 

ですが、対人や感覚に対して「過敏」なら「誰とも付き合ったことはないんじゃないか」とか「結婚する人はいないんじゃないか」と考える人もいるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。

 

 

 

 

 

では、発達障害(過敏)を持っている人で「アセクシュアル」な人ってどんな人なのか?

 

 

いくつか考察しましたので一緒に見ていきましょう。

 

 

 

・他者を「異性/同姓」と認識していない

=「ひと」として見ているので「性別」という考え方が抜ける

これはADHD傾向に多い「前提条件がリセットされる」ことが理由です。誰とでも平等に接します。

例:あなたは男性です。職場の女性Aさんがくれたご飯が美味しかったので話しかけました。

Aさんは料理を作るのが上手なんだね!と考えます。ですがあなたはAさんの料理に興味を持っているだけなのでAさんが好きとは言っていませんが、Aさんはあなたが好きだと勘違いしているようです。その様子を見た周りの女の人が怒り出したり。(この文の意味がわからない人は該当者)

*あなたはAさんの「料理」が好きであって「Aさん」が好きとは思ってはいない。

 

例:ドラゴンボールに登場する「小さいときの悟空」みたいな感じです。純粋に「そう感じる」だけ。「男とか女」とか全く関係ないし興味がない。ただただ「強い敵が現れるとワクワクすっぞ!」ってやつです。

 

 

 

・内向的な性格傾向が強い

=外の刺激に高反応(敏感)/感情が豊かで発想力があり、自制心が強く冷静な判断ができる性格です。

つまり、相手の顔色を伺いすぎて(対人過敏)しまいます。また内向的な性格の人はメンタルをも病みやすいのとのデータもあります。これらがセットになってしまうと相手の顔色を伺いすぎて疲れて「恋愛」や「結婚」やら「興味がない」となります。

 

 

 

・愛着障害(子供の頃から誰とも好きになったことがない)

=「他者」と一定の距離をとるも「好き」にはならない。けれど「嫌い」ではない。ひとりでいることは寂しいけれど、誰かと一緒にいたいと思う気持ちが「好き」だとはイコールと考えていない。常に心の中で「不安な気持ち」が渦巻いています。愛着とはもともと母と子の関係が深く結びついた「乳幼児」の期間にうまくコミュニケーションができなかった結果と言えます。もしこのような場合で大人になったいまだったとしても回復できますのでご安心を。

 

 


・ASD傾向に多い「対人過敏」と「感覚過敏」

=特徴に多い「相手の立場になって考えることが苦手」

これだけでは「アセクシュアル」と同義語にはなりませんが、「相手の立場になって考える」ことができなければ「一方的な恋愛」しかできません。相手がOKしてくれるのならば良いですがこれが度を超えすぎてしまうと「ストーカー」と言われてしまったりします。逆に全く「人」に興味を持てないで別のものに興味を持っていたらずっとそこにしか興味を持たない人も多くいます。

また、「感覚過敏」もあり、「ある特定のもの」に対して触られたりすると「嫌な気持ち」になるものです。これが「手を触る」だとか「ハグする」ことであるとなおさら「同性/異性にも興味がない」アセクシュアルかも?と考えられます。

 


 

・「HSP」「アレルギー体質」など

多くは感覚が過敏なので、人と握手したり、美容院で髪を触られたりするだけで不快に感じる人もいます。

 


 

・発達心理学で言う「思春期」でつまずいている

多くの人はこれをまず疑います。「思春期に何かあったの」とか「過去につらい恋愛をしたのか」とか。そういうわけではなく、発達心理学でいうところの「思春期」で獲得すべき「心の成長」が止まっていることも考えられます。自分のからだを受け入れる心など。親との関係など。


一方で、「幼稚園」「保育園」くらいのおませさんで「異性のこ」にアタックする子もいますがこれも「恋」になります。このくらいの年齢ですと、好き/嫌いのどちらかなのでどちらかというと「恋」ではなく「自己表現力」がある子。の方が正しいかもしまれません。

 


 

・アダルトチルドレン(機能不全家族)

上記とは対照的で「自己表現する場」がなく「自分よりも場の雰囲気を読む」ことを重要視してしまった子供時代を送ったために大人になってから「他者を好きになる」「他者から愛される」ってなんだろう?という感情になることが多いです。これらも回復することができます。

 

 

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このようにいくつか「アセクシュアル」になるルーツについていっちゃんの考察を踏まえて解説しました。

「アセクシュアル」は「性的な指向」ですので「病気/症状」ではありません。もともと「アセクシュアル」な人かもしれません。

 

ですが、ヒトというのは自然界で生まれてきた動物のなかのひとつと考えるとやはり辻褄が合わないのです。

 

ヒトの3大欲求として「食欲」「睡眠欲」「性欲」があります。

 

これらの3大欲求は「ヒト」のなかで一番発達されたと言われている脳の「前頭葉」

切り取った際によく出現されるものだと言います。それだけこの三大欲求は強い「欲求」のひとつなのです。

 

 

また、「恋愛」や「結婚」は時代とともに変化しています。昭和や、より以前の時代では、「許婚」や「戦略結婚」などがあり、相手を選ぶことが叶わなかったこともありました。

 

いま「令和」の時代になり「未婚」を選ぶ人が増え続けています。核家族化が進み一昔前のような「結婚」のスタイルが廃れつつあるためもありますが、「アセクシュアル」のような性的マイノリティが注目されてきたことによって元々あった「性的指向」が表舞台に立つことが出てきたと言えるでしょう。

 

 

 

 

おわり

 

 

 

 

参考資料

『見えない性的指向アセクシュアルのすべてー誰にも性的魅力を感じない私たちについて』

著:ジュリー・ソンドラ・デッカー

出版:明石書店

 

 

 

 

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