観戦記 ジェイミー・コックスvsブラス・ミゲール・マルティネス | ボクシング独我論~最高の技術と,戦術眼と,知識を,君に~

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試合結果:コックス初回TKO勝利





プラチナゴールドと黒白のトランクスに身を包む英国のスーパーミドル級プロスペクトジェイミー・コックス。黒金の組み合わせは下品に見えやすいが白金は上品に見える。(ただの好みか)
英国選手は比較的短いトランクスとミドルカットのシューズを好む。ロングパンツとローカットのシューズという出で立ちの選手が多いが私もこちらが好み。どうでもいいな。

さて開始早々コーナーに詰め連打。相手にガードを固められても無駄に見合ったり手数が減らない。攻め方を知らない選手や本当の意味でディフェンスがない選手は有利なポジションを簡単に
明け渡す。
例は開始早々コーナーに詰めたにも関わらず自らリング中央に戻り展開をリセットしたvsブストス戦の高山。(サックリン戦は色々な意味で不評だが私はこのシーンを鮮明に覚えているので評価する)

微妙なタイミングのストップだが妥当と言えば打倒。この力量差では勝機はない。コーナーにいる人間が良心的でまともなんだな。(私が言うのもなんだが大抵の人間はマトモな感覚は失ってる。多分私も失っている。)