黒川紀章も繰り返し言っていたように、情報社会においては、
いかに自分に降りかかってくる情報を処理し、さらに発信していくか、
またいかにして自分を情報から守るかということが大切ではないかと思う。
 縁側のように外の空間と連続する内部であり外部という曖昧な空間は空間同士のコミュニケーションを生み出す。一方で寝室など個人的な空間は、外界から隔絶されて安心出来ることが求められる。
 さらに大きな視点で見れば、その建築・施設が出来ることで外界をどう取り込むのかだけでなく、外界にどう影響していくのか、その地域・社会に対して、どういう位置づけを設けるのか、という話になってくると思う。
 設計をするときはこの外とのコミュニケーションをいつも考えるようにしている。