私たちは生まれた瞬間から、すでに「社会」という大きな流れの中に置かれています。
学校、仕事、家庭、地域。そこには「普通こうするものだ」「これが正しい」「成功とはこういうこと」という暗黙の基準があふれています。これをここでは「社会軸」と呼びましょう。
社会軸は、ある意味で便利です。
多数が共有する価値観は、安心感を与え、協力をスムーズにします。
しかし同時に、それはしばしば「個人の軸」をかき消してしまいます。
社会軸に飲み込まれると何が起こるか
- 他人の評価が人生の基準になる
- 本当はやりたくないことに「やらねば」と縛られる
- 幸せの形が「他人に見せるためのもの」になってしまう
気づけば「自分の人生を生きている」というより「社会の目に合わせて演じている」状態に陥るのです。
自分軸を失わないために
- 立ち止まって問う
- 「本当に私はこれを望んでいるのか?」
- 「誰のためにやっているのか?」
日常の小さな選択にも、この問いを差し込んでみること。 - 比べない習慣をつくる
SNSや世間のニュースは、社会軸を強化します。意識的に距離を取るだけで、自分の声が聞こえやすくなります。 - 自分の言葉で表現する
日記でもブログでもいい。自分の考えを「自分の言葉」で外に出すと、社会軸に流されにくくなります。
社会は無視できないが、飲み込まれてはいけない
社会軸を完全に否定する必要はありません。
むしろ、それを理解した上で「選び取る力」が大切です。
社会軸に従うか、自分軸を優先するか。
その判断を、他人ではなく自分自身が下す。
それこそが「飲み込まれずに生きる」ということなのだと思います。
最後に。
社会は常に「あなたの人生はこうあるべきだ」と囁いてきます。
でも、その声よりも静かで小さいけれど確かにある「自分の声」を、どうか聞き逃さないでください。