こんばんは。
悲しみを乗り越え、生きてて良かったと思える日をお届けします大友智子です。
喪失感の中にある方、自分に価値を見出せない方、泣くことすら出来ずに一人で悩まれている方に対するカウンセリングと講演を承っております。
本日もブログに訪れていただきありがとうございます。
一見同じような〈死別〉
親子だからといっても、それまでの関係性の違いで様々な感情が渦巻くもの。
同居期間の長さに関わらず、癒しきれぬ傷を負うもの。
数回しか顔を合わせたことがなくとも、二度と会えないことを信じたくないもの。
「どうして逝っちゃったの?」
「まだ一緒にいろいろなことをしたかったのに」
私にはこうした感情が湧いてきませんでした。
母の時も、夫の時も、父の時も。
私はダメな人間なんだと思って生きてきました。
優しさのかけらもない人間だと思って生きてきました。
家族の死を他の人と同じように悲しむことがなかったから。
もし似た状況にある方がいらっしゃるならば・・・
死を悲しめないことはダメなことではないです。
予想だにしなかったことが起これば、心は反応出来なくなるものです。
悲しみ以外の感情が先立って、涙すら出ないこともあるのです。
自死を選んだ母に対する感情は、私と姉では異なります。
同じ屋根の下で暮らしてきた家族でさえ違うのです。
まして他の方の死に対する捉え方と違うというだけで自分自身を痛めつけないでください。
悲しみよりも憎しみが上回ってしまうこともあるということを
「ありがとう」よりも「どうしてよ!」と思ってしまうことがあることを
何も感じなくなってしまうことがあることを
どうか知っておいてください。
ちゃんと心があるからこそ、想像と違う感情が出ることに苦しんでいるのです。
心がある自分を痛めつけないでください。
本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
ゆっくりおやすみください。
死別・喪失感専門カウンセラー
大友智子
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