中国・韓国がやたらと閣僚の靖国神社参拝を批判するのだが、死者に石を投げる彼らのメンタリティーがよくわからない。「合祀されているA級戦犯を祀る戦犯国日本はけしからん」ということなのだ。
そもそも、A級戦犯の処刑は戦勝国による処刑であって、公正な裁判によるものではない。しかも、「人道に対する罪」という事後法による処刑で、「何人も事後に定められた法による処罰は受けない」という近代罪刑法定主義に反していたことは、世界中の法律家が認めるところだ。
それはさておき、A級戦犯は死刑という最高の刑罰を受けて葬られており、日本人はそれでも赦さないというメンタリティーは持っておらず、「どうか安らかに」と祈り祀っているのだ。これを「鎮魂」という。彼らの魂が怨霊となって日本を再び戦争に導かないよう「安らかに」と祈るのだ。
鎮魂で有名なのが、菅原道真を祀る大宰府天満宮だ。不遇の死を遂げた道真の死後都に数々の災いが起こり。朝廷はこれを道真の怨霊と考えて太宰府天満宮に祀り鎮めたのだ。怨霊は祀られ守護神になった(詳細はこちらから:https://www.kouhei-s.com/entry/2020/11/24/191904)
これ以外にも、死者の怨霊が世を乱さぬよう祀る鎮魂事例はたくさんある。
むろんA級戦犯を英雄化して靖国神社を参拝する者もいる。しかし、大多数の人は「霊を鎮め、日本が進んで戦争を起こさないよう守護してください」と祈るだろう。
閣僚であろうが個人であろうが、このような祈りのために靖国神社を参拝するのであれば、他国からどうこう言われる筋合いはない。