昨日、プーチンのネタニヤフ化が懸念されるとブログにアップしたばかりだが、現実味を帯びてきた。

 

プーチン大統領が在モスクワ米大使館が事前にテロ攻撃の潜在的な発生を警告していた声明に触れ、「挑発行為」と軽視していたことが24日までにわかった。

米大使館の警告は今月7日に出されていたが、プーチン氏は19日の連邦保安局(FSB)での演説で、「あからさまな威嚇同様の行動」と断じていた。BBC Japanが報じた。

 

こうしたなか、プーチンが今回の銃撃テロを未然に防げなかったことについて、ロシア市民から不安の声が上がっており、ハマスの急襲を防げなかったネタニヤフと同じ立場に立ちそうなのだ。裏にはウクライナと米国がいると主張し、報復と称してウクライナ侵攻を劇化する可能性が強い。国民の目を逸らす狙いだ。

 

しかし、私はいくつかの疑問をもっており、もう少し事態を注視したい。

 

▼ 米国は、どのようにしてイスラム国ISのテロ情報を知ったのか。

▼ なぜ自爆テロもいとわない殉教者集団ISが、事件の翌日には全員がのうのうと生きて捕まったのか。

▼ ウクライナと戦争状態にあるなか、あれだけの武器弾薬を所持していた外国人組織をなぜスクリーニングできなかったのか。

 

ウクライナ、否欧米への大規模な報復に出る口実を狙ったプーチンの自作自演ではないかと考えるのは私だけだろうか。