朝の出勤時にすれ違う人たちを眺めていた。
というより、数えていた。
いったい、どれくらいの比率でマスク着用してるかなって。
地下鉄の駅から職場まで、だいたい300人くらいの人とすれ違ったと思うんだけど。
マスク非着用の人は、10人に満たない。
着用率97%!
これって、シートベルトの着用率より上じゃない?
そのうち、マスクの着用効果を心から信じてる人って、どれくらいいるんだろ?
自分のこと考えると、耳は痛くなるし、メガネは曇るし。
決定的に腹立たしいのが、ファイスIDが使えないこと・・・。
みんながしてるから、とか、職場で義務付けされているからって人も、相当数いるんじゃないの?
大正時代にハレー彗星が地球に接近してきたとき。
地球上の空気が5分間ほどなくなるという噂が一部で広まった。
人々は自転車のチューブを買い占め、チューブ内の空気を吸って一時的な酸素枯渇に備える人や、水を張った桶で息を止める訓練をする人、全財産を遊びにつぎ込む人、世界滅亡を憂えて自殺する人などが現れたらしい。
いまにして思えば、笑い話だけど。
そのときは、必死だったんだろうなぁ。
今回のマスク騒動も、あと何十年かしたら笑い話になるんだろうな?
えっ?!
ほとんどの人がマスクつけるのに必死だったんだって?
ばっかじゃないの?! ってさ。
バカでもよいから、はやく笑い話になってほしいよ。