「意思決定とは判断である。いくつかの選択肢からの選択である。」

 

 

人は一日に数多くの決断をしているって言われるでしょ?

 

ネットでちょっと調べても、

 

どの道を通って駅に行くか?

会社についたら何から始めるか?

 

人は一日に9000回の決断をしてるとか、

いやいやそんなもんじゃなく、35000回の決断をしてるとか・・・

 

回数の問題じゃなくて、多いか少ないかっていうと、これが圧倒的に多いのが特徴的。

 

 

それって、どうなの?

 

 

決断と意思決定は微妙に違うだろうけれど、

 

ドラッカーは、

 

「成果を上げるには意思決定の数を多くしてはならない。」って言ってる。


 

 

最初に、どんな問題が起きているのかを理解するのが大事。

「問題の種類を知る」ってやつね。

 

一般的な問題は原則と手順を通じて解決すべきと言っている。

 

なので、ここで大半の問題が意思決定の必要がない基本的な問題であるということを知ることになる。

 

 

 

そのあとで、解決案をたくさん考えて、その中からマシな解決策を選択して、そして実行してフィードバックする。

 

 

結局、意思決定は、体系的なプロセスとして考えることが重要なんだよね。

 

 

本当に時間をかけなければならないのは、

未来につながる重要な決定だけってことになるんだよね。

 

未来のことなので、これが正解!ってものがない。

 

だから、

「一方が他方よりもたぶん正しいだろうとさえいえない二つの行動からの選択である。」

ってことになるんだよね。

 

 

ちょっと視点はズレるけど、

コロンビア・ビジネススクールのシーナ・アイエンガー教授も『選択の科学』という本のなかで、選択肢の数が多いことが必ずしも良いこととは限らないって言ってる。

 

 

 

とにかく、

 

未来を決める重要な意思決定は、自分の責任で選択することが肝心だね。

 

誰かが決めたレールの上をなぞっていても、それは意思決定とは到底言えないから。

 

意思決定は勇気の問題。

 

決定する自由とそこから湧き出してくる責任が大切なのです。