強みについては、これまでも「強み塾」を中心に何度か書いてきました。

 

 

「成果を上げるには、人の強みを生かさなければならない。弱みからは何も生まれない。」

 

とは、ドラッカー教授の言葉。

 

 

 

 

結局、人は出来ないこと苦手な方法で何かを成し遂げることはできないのだから、これは至極ごもっともな話。

 

自分では、なんとか苦労しながら仕事をしたと思っていても、それは、自分のできることで仕事をしただけのこと。

 

出来ないことで何かを成し遂げるなんてことは、ありえない。

 

強みに集中しなきゃですね。

 

 

 

 

いっぽうで、チームで仕事をするときは、ちょっと話が違ってきて。

 

いろいろな人がいるのが組織というものなので、どんな組織にも自分の苦手を補ってくれる人は必ずいる。

 

「組織は、人の弱みを意味のないものにすることができる。」

 

 

ドラッカーはこう言って、建築用ブロックを例に紹介してくれているんだけど。

 

 

でも、イメージとしては、ブロックよりはお城の石垣のほうが近いね。

 

大きいもの小さいもの、角の取れたものから尖がっているもの。

 

いろんな形の石が天守を支えてくれている。

 

 

そのためにも、自分の特性をちゃんと知っていることが大事。

 

そして、ほかの人にも自分とは違う魅力がいっぱいあるということを有難く思わなくちゃね。

 

 

世の中、人の違いで成り立っているんだから。