こんにちわ (^-^)/。

中小企業と起業家を元気にする会計士・税理士 太田悦雄です!


今朝のニュースで、ヒッグス粒子の存在を断定した、
とありました。

一般的には、ヒッグス粒子って何?
そんなこと調べて何になるの?
という感想がほとんどかなあ、と思います。
ふつう記事に気づいてすらいないかもしれませんね()

私は、大学時代から、相対性理論に興味を持ったことから始まって、
物理学にとても関心があったので、
このニュースに感動しました。
とうとうここまで来たか!という感じなのです。

ここから、ちょっと難しい話ですが、
興味がある方は、辛抱強く読んでみてください(^^)/
最後は、経営にも、とっても大事な話なんです。



 自然界に存在するチカラには、
「重力」、「電磁力」、「強い力」、「弱い力」の
4つがあることが分かっています。
「強い力」、「弱い力」は素粒子間で働くチカラで、
ちょっと難しいので説明は省略します。

ちなみに素粒子とは、物質を作る最小の単位のことです。
物質の構成を細分化していくと、
まず分子、たとえば水(HO)があります。
これをさらに細かくすると原子に分けられます。
水の場合は、H(水素)2つとO(酸素)ですね。
さらに原子は、いくつかの素粒子から出来ているんです。
クオークなんて聞いたことありますかね。
これも素粒子のひとつです。

4つのチカラのうち、重力を除いた
「強い力」「弱い力」「電磁力」の3つのチカラに統一的な
関係性があることを説明する理論を標準理論といいます。
電磁力は、電気と磁力のことですが、
これは一緒のものなんです。
たとえば、鉄の棒にコイルをまいて電気を流すと
電磁石になる実験しましたよね。
これが電気と磁力が同じことの説明になります。
最近は、携帯電話の非接触充電などにも応用されてますね。


この標準理論で、存在が予言されていたのが、
素粒子の一つであるヒッグス粒子なんです。
ヒッグス粒子は、他の素粒子に質量(動きにくさ)、
いわゆる重さを与えると考えられています。
このヒッグス粒子が、今回、実際の実験で
存在が証明されたわけです。
標準理論が正しかったと裏付けされたわけですね。 


何やら難しい話でしたね。
しかし、これが発見されたから、何なんでしょう?
研究者たちは大喜びかもしれませんが、
莫大なお金をかけてやること?
一般人にとって何の役に立つの?
正直、私もまったく分かりません。

しかし、これがヒトの原動力かもしれません。
必要な好奇心かもしれません。
分からないことを知りたい、
そのために無駄に思えることにも努力をしたい。
もし、知りたいことが何もない、
新しいことに好奇心がない、としたら、
ヒトはいろんなことに挑戦してきたでしょうか。
こんな気持ちがなかったら、
ヒトは、いまだにアフリカにとどまって、
木の上で生活していたかもしれませんね。ヽ@(o・ェ・)@ノ ウッキ~♪



また、ものごとを深く知る、ということは、
どういった意味があるでしょうか。
そこまでしなくてもと思ってしまえば、意味がないようにも、
無駄なことにも聞こえます。

たとえば、トヨタ自動車では、
何か問題が生じた場合に、
なぜその問題が生じたか。「なぜ?」という質問を
5回も深堀りするといわれています。
5回、なぜ?を繰り返してはじめて
本当の原因にたどりついて、
本当の改善ができる、というのです。

ものごとを深く突き詰めることは、
そういった思わぬ原因の発見、
そこからの新たな展開の出発点を見出す
ことにもつながります。

何をするときでも、
表面的なことだけに、とらわれてはいけません。
表面に現れた結果は、
色んな原因が積み重なって出来上がったものです。
その原因を追求することに手を抜いていると、
思わぬ次の結果を生むかもしれませんよね。

こんなこと言ってますが、
私が物理学を好きなのは、
そういう見方ではなく、単なる物好きですけどね()

ややこしい話を最後まで付き合ってきただき、
ありがとうございました(^.^)
ここまで、読んでいただいた方は、
すでに、知らないことを知りたい、
突き詰める好奇心をお持ちですね(^^)/


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