こんにちわ (^-^)/。
中小企業と起業家を元気にする会計士・税理士 太田悦雄です!
今日の東京は、なんとな~く曇って、ちょっと雨降って、
な感じです。
しかし、ものすご~く久しぶりの投稿になってしまいました。
私の属する業界は、まだまだ3月決算で忙しい時期ですが、
同じ業界の方々、もうちょっと頑張っていきましょう!
今回の話題は、少し前にニュースになった
「消費者庁ステマを問題と認定」について、取り上げてみます。
ステマ、すなわち、ステルス・マーケティング ってやつですね。
宣伝と分からないように宣伝することですが、
最近、話題になったのが、口こみサイトにやらせ書き込みをする
業者の問題ですね。
口こみサイトにとっては信頼性がなくなるので、
業務妨害に近い行為とも思えます。
もちろん、口こみサイトのすべてがホントの書き込みだと信じてる人も
少ないとは思いますが。
しかし、この行為は、問題視されて当然だと思います。
アメリカやヨーロッパでは、すでに規制が行われています。
「規制」というのは基本的にキライですが、
倫理を無視した企業は、自由主義経済の敵ですから。
仕方ないですね。
モラルをルールに格上げしなければなりません。残念ながら。。。
昔からサクラという手段はありましたが、
マスメディアやインターネットでの
ステルス・マーケティングは、
そんなレベルで許せる話ではありません。
私は、広い意味でのステルス・マーケティングは昔からキライでした。
雑誌や新聞には、記事のような装いの広告が時々見られます。
他の記事と同じような文章形態で書かれていて、
紙面の最後の端っこに、ものすごーく小さく「広告」って入ってます。
記事と混同するするような広告はダメ、みたいな、
何かしらの規制があるんだと思います。
テレビでは、普通の番組のような、企業宣伝の番組が
ありますよね。最近はものすごく増えて、境がなくなっちゃいました。
また、CMでも、ステルス的な表現が増えてます。
サプリメントのCMは、みーんな「個人の感想」を垂れ流してます。
クスリでないと、効能を表示できない規制のせいですが、
「個人の感想」と書けば、何でも許されるのでしょうか。
「子供ダマシ」の方法ですよね。
高いギャラもらって「個人の感想」もないもんです(笑)。
アイデアとしては非常に陳腐なので、
早く淘汰されてくれないかなあ、と思っています。
このブログでは、時々書いてきましたが、
経営者や社会に情報を発信できるような方々には、
「ノブレス・オブリージュ」の精神でいてほしいです。
自己を律する精神、社会の模範となる義務を負っている、
と思っています。
消費者はバカじゃありません。
でも、すべての消費者が賢いわけじゃないことも
経営者の方々は知っています。
そういう弱者向けのステルス・マーケティングは
いずれこの国自体を弱体化させると思います。
今の時代、日本の中で奪い合うことはやめて、
世界の国々に、
再度、日本を見直させるような国にしていきたいです。
いつの間にか、デカい話になっちゃいました(笑)。
まあ、私もそんなに偉そうなこと言えることばかり
してるわけじゃありません。すみません(笑)。
でも一度失った信頼を取り戻すのって、とっても大変ですよね。
これだけは、肝に銘じておこうと思ってます!
長文、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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