こんにちわ。(^-^)/
中小企業と起業家を元気にする会計士・税理士 太田悦雄です!
今日のニュースにちょっと触れてみましょう。
トヨタのリコールが全世界で700万台超!?
トヨタのフロアマットやアクセルペダルに問題あり、とされた
リコールが単純合計で700万台を超えてしまう、というものです。
これってトヨタの昨年の販売台数を超える数なんです。
あの信頼のトヨタがどうした!って感じですが、
1台あたり修復コストが1000円だとしても、
単純計算で、70億円!
1台あたり、もし1万円かかったら700億円、吹っ飛びます!
凄すぎますね。
下手すれば、小さい一部上場企業でもつぶれるほどの規模です。
ANA、378億円の営業赤字 09年4~12月期、旅客数が大幅減
JALだけでなく、ANAも大丈夫か!って感じです。
旅客数が大幅減ということですが、回復のメドはあるのでしょうか?
旅客数の大幅減だけに原因を押し付けてると会社がなくなりますね。
ここで、ふと思ったのです。
会社が倒産すると、もちろん民事再生やADRのケースも含めますが、
その原因を何かしら発表します。
そのとき経営者たちは、必ず「景気の悪化」や
「金融危機を原因とする販売高の減少」などにより
業績が悪化したことを挙げます。
でも、「経営のミスによるコストダウンの失敗」や
「マーケティングの誤りによる売上高の減少」といった言葉は、
絶対聞かれませんね。
もちろん経営者が責任追求されることを恐れて、
本当のことを言えない状況にある、ということもあるのでしょうが、
厳しい言い方ですが、実際の原因は経営者にあると思います。
だって、同業他社が全部つぶれているわけではないのですから。
中小企業の経営者は、大企業の経営者のように
こんな逃げの文句で会社をつぶせませんよね。
優れた経営者とは?ちょっと考えてみました。
それではまた、次回に!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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