こんにちわ。(^-^)/

中小企業と起業家を元気にする会計士税理士 太田悦雄です!


今日は、都合により、ちょっと早い更新です。(^O^)/


引き続き、決算書分析です。


いままでは、収益性についてみました。


収益性は、会社が利益を生み出すチカラを表わすものでした。


収益力ということもあります。



今回からは、会社の安全性健全性といわれるもののうち、


流動性について見てみましょう。



会社の安全性とは? 会社が安全ということは、


分かりやすく言えば、会社が倒産しにくい、ということです。


財務体質が強い会社なんて言い方もします。


そのなかでも流動性というのは、短期的な支払い能力を表します。

短期的な支払い能力とは?


支払期限1年以内の債務(買掛金や借入金)を


返済するチカラのことです。


借入金を払えなかったら会社は継続できないですよね。



これを示す代表的な分析比率が、流動比率です。


流動比率は次の式で計算されます。



流動比率(%)= 流動資産 ÷ 流動負債 ×100%


実に簡単ですね。



流動負債は支払義務で、流動資産は支払手段なので、


支払義務以上の支払手段があることが望ましいですよね。


1年以内の資金繰りに余裕があることが分かるからです。



流動比率は、理想的には200%以上といわれますが、


一般的に110%~130%程度あれば、平均的と考えられます。


100%を割り込むと銀行に対して、あまりいい印象にはなりません。



うちの会社は資金繰りが苦しいのに


流動比率が150%もあるよ。


そうです。流動比率は、とっても大事な指標ですが、


これだけ見て安心はできないのです。


次回は、その話をしましょう。



それではまた、次回に!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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