こんにちわ。(^-^)/
中小企業と起業家を元気にする会計士・税理士 太田悦雄です!
今日は1日外に出ていたのですが、東京は、気持ちいい天気でした。
いつもこんな天気だといいなあ。
ちょっと日があいてしまいましたが、
今日は、もう1回、シュムペーターの「経済発展の理論
」です。
前回の記事は、こちら ↓ から。
前回と同様に、社長向けの啓発のために意訳して、
私の考えのように書いていきますので、
経済学的にはちょっとずれますが、ご了承ください。
みなさんご存知のように、景気は循環していきます。
でも、コレってなぜでしょう?
この原因をシュムペーターは分析しています。
新結合を生み出す企業者が、一時期に群生的に現れることによって、
社会全体が、好況を生み出すと考えています。
では、なぜ企業者は、群生的に発生するのでしょう?
それは、まず少数のものだけが「指導的能力」を発揮し、
新結合に成功し、企業者利益を生みだします。
その後は、多くの困難が除去されるため、これらの先駆者に
続くことが容易になり、模倣者が一斉に生まれるのです。
そして、不況から、好況に景気が展開するのです。
そして新しいものが生まれることによって、いずれ価格は下がり始め、
社会全体の価格の下落(デフレーション)により、
好況に終止符が打たれ、不況が訪れます。
これを社長の立ち場から見てみましょう。
好況のときは、他の先駆者に続いて、企業者利益をより簡単に
得ることが出来ます。
しかし、不況の時には、自分自身で、新結合を見つけて、
さまざまな困難を切り開くことによってしか、企業者利益は
得られないということです。
不況時に起業を成功させることはより難しいのです。
でも、そこで簡単に投げ出すことは違うと思います。
そのリスクを乗り越えたときには、誰も見つけられなかった新結合を
見つけることにより、好況の時には得られないような企業者利益を
得られるということも意味しているのです。
この絶好のビジネスチャンスをぜひモノにしたいですね。('-^*)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回に。
励みにしたいので、ポチっと、応援お願いします。m(u_u)m