こんにちわ。(^-^)/


東京は、台風が去りました。


午前中は電車が止まったり、大混乱でしたが、


思ったより被害は少ないのでは?


今は、快晴で夏のような暑さです。



今日は、久しぶりにビジネス書の話題です。


ビジネス書といっても、厳密には経済学の本ですね。


経済学者シュムペーター経済発展の理論です。

社長に役立つ会計・税務って何?         経営・税金・起業 会計士・税理士         太田悦雄のブログ-経済発展の理論
岩波文庫だと、(上)(下)の2巻です。

では、経済学の本を社長が読む価値なんてあるのでしょうか?


「経済発展の理論」は、十分にその価値があると思っています。


もちろん、純粋な学問書なので、難しいですし、


2巻あるので、読み込むには時間もかかります。


しかし、難しく分からない箇所は、どんどん飛ばしてしまい、


面白い!と感じたところだけ、じっくり読むことで、


十分投資した時間分の回収はできると思います。



それでは、中身を見てみましょう。ここから先は、本書を


社長向けの啓発のために意訳して、私の考えのように書いて


いきますので、経済学的にはちょっとずれますが、ご了承ください。



結論から言うと、


経済発展の原因は、企業者の生み出す企業者利潤によるものと


考えられます。


企業者とは、単なる社長ではなく、


現存するモノやヒトより有効に使用することによって、


新たなものを生み出す経営者をいいます。


今までのモノ・ヒトの使用のしかたを旧結合と呼ぶのに対して、


新結合と呼びます。



企業者は、ないものから突然何かを生み出すのではなく、


従来あるものの新たな組み合わせを創り出したのです。


そうすることによって、り安く生産物を生産することが可能になり、


しばらく販売価格は以前の高いままにできるため、


企業者は利潤を得ることが出来るのです。それが、企業者利潤です。



しかし、その利潤も以後の競争の中で、いずれ失われていきます


すなわち、企業者は、常に新結合を生み出すイノベーション


続けていかなければ、企業者ではいられなくなるのです。



企業者は、新結合を生むために、常に困難をともないつつ、


今までの慣行を破っていきます。


それが、指導者活動発揮というものです。



今回はここまでにしましょう。次回は、不況時の企業者を見てみます。



それでは、また次回に。


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