みなさま
こんにちは(^^♪
いつもお世話になっております。
INTEGRIT整骨院の鈴木ですv
前回のつづき…
「血中酸素飽和度」
とまあ、難しそうな言葉が出てきましたが、
これは至ってシンプルです!!
血液の中に酸素がどれだけあるか。
それを表した数値が、「血中酸素飽和度」でした。
その数値は、通常96~99%に保たれています…。
そして、
その「血中酸素飽和度」は、100%にはできません・・・。
では、なぜ100%にできないのか・・・。
そして、血液の中の二酸化炭素がなぜ重要なのか
ちょっと考えてみましょう!!
人間は、呼吸によって酸素を取り込み
二酸化炭素を排出しています。
この酸素は、人間の細胞一個一個にいるミトコンドリアが、
生命活動に必要なエネルギーを作るために必要なんです。
ミトコンドリアは、
血中にある酸素を取り込み、
エネルギーと二酸化炭素を血中に排出している。
ん?
二酸化炭素って気体ですよね??
どうして、血液の中に混ざれるんでしょうか??
これが面白いところなんです(^^)/
血液の中の二酸化炭素のほとんどは、
みなさんがよくご存じの「炭酸」のような状態になって
溶け込んでいるのです。
正式名称は、重炭酸イオン!
炭酸水のようにシュワシュワしていませんが、
この重炭酸イオンが、
生体にとって重要な働きをしているのです。
みなさんは、pH(ペーハー)をご存じでしょうか??
pHは、酸性なのかアルカリ性なのかを表したもので、
pH1が強酸性で、
pH14が強アルカリ性、
pH7が中性です。
因みに、
胃酸は、酸性度が高く、pH1~2になっています。
エネルギーを作る過程で「水素イオン」というのが、
発生してしまうんですが、
これが、血液を酸性にしてしまうんです。
そこで、
これを中和するのが、
重炭酸イオンなのです!!
つまり、
二酸化炭素を排出しすぎると、
重炭酸イオンが血液の中に少なくなり、
血液は酸性になってしまいます。
つまりつまり、
全集中の呼吸で、
もし、血液の二酸化炭素濃度を極端に下げてしまうと、
血液は酸性になってしまい、
生命活動を維持できないんです( ;∀;)
常に血液を酸性にさらすという事は、
鬼を倒すどころか、
本来持つパフォーマンスを下げかねない!
ということですね・・・。
しかし、
諦めてはいけません!!!
鬼の脅威から
人類を救わなくてはいけない!!!
その為の全集中の呼吸!!!
それは、なんと・・・
存在したんです!!!
つづく…