令和元年5月13日(月)

第39回👏

 

みなさん、こんにちは!

 

 

全産業比で約3%の人間で

GDPの約11%を生み出す

不動産業界

 

ですが

 

 

さらにデータを見ながら

色々分析してみましょう!

 

 

前回のブログの中で

不動産業ビジョン2030では

 

 

現在の不動産業界を

大きく4つの業態に分けて

分析していることを

お伝えしました。

 

 

その4つは以下のとおりです。

 

 

開発

不動産を買って建物を建てたり

土地を造成して土地を売ったり

している業態。

 

 

流通

不動産仲介業などを

行っている業態。

 

 

賃貸

不動産賃貸業や貸家、

貸駐車場業などを

行っている業態。

 

 

管理

不動産管理業などを

行っている業態

 

 

これから何回かは

この業態ごとの現状と課題を

「不動産業2030」でも分析していますので

見てみようと思います!

 

 

ではまず

開発です。

 

 

全国的な傾向ですが

分譲戸建ての供給が

安定して増加しています。

 

 

反対に

分譲マンションの供給が低下しており

すでに平成24年度以降は、

分譲戸建ての供給が上回っています。

 

 

 

分譲マンションの供給が

リーマンショック以降

目に見えてこんなに低迷しているのは

何か重大な原因がありそうなんだけど

 

 

単に土地仕入れが

上手くいっていないだけなのか?

 

 

デベロッパーが安全を見て

仕入をしなくなっているのか?

 

 

真の要因がこのデータからは

全く分かりませんね。

 

 

確かに広島においても

供給側のプレイヤーが

リーマンショックの影響で

倒産したり撤退したりしたので

 

 

きっと全国的にも

同じ現象が起こってそうです。

 

 

またリーマンショック以降

金融業界が不動産開発への

融資に慎重になったせいで

案件自体も減少したのもありそうです。

 

 

 

 

着工戸数の推移を見てみると

近年のピークはバブル期の

昭和61年~平成2年くらい。

 

 

それ以降は下降していって

現在は100万戸を

行ったり来たりしていますね。

 

 

今後は生産年齢人口の減少が

待ち構えているので

需要自体が一層減少していくことが

想定されるけど

 

 

全くゼロにはならんだろうから

どんな物件が求められるのか?

注目していきたいですね。

 

 

しかしこの業界にいて

いつも思うことは

 

 

これだけ毎年新築物件が

供給されていて

購入者がしっかりと

存在することに

いつも驚かされます。

 

 

いつの時代も

自分達が住みたい家を

求め続ける

喜びや楽しさも

あるし

 

 

そのような時間は

長い人生でそんなに

ひんぱんにある訳はないので

 

 

もっと安価で手軽に

かつ、ある程度の品質で

味わえる家づくりができたら

良いのにといつも思います!

 

 

次回は

「流通」を見ていきましょう!

 

んじゃあ!