日曜の朝、ウグイスの鳴声で目を覚ます。
ホーホケキョ、ケキョケキョケキョ
外は晴れている、空はきっと青い。
再び目を閉じて、鳴声を待つ。
うつらうつらしながら、
幼い頃に兄が口笛で鳴き真似をしてウグイスを呼んで
いるのを思い出した。
すわ！とばかりに起き上がり、パソコンを立ち上げる。
インターネットインターネット！
あったあったウグイスの鳴声サイト
ホーホケキョ、ホーーホケキョ、ケキョケキョキョ
なかなかいい声である。
しばしパジャマのまま聴き入っていると
窓の外からもホーホケキョ、ホーーホケキョ、
えっ？
やった、本物がやってきたんだ。
ネットの鳴声に反応してやってきてくれた。
おお、感動！
夏の終わりまでウグイスは鳴いてくれるそうです。
お試しあれ。
書店に行くと、たくさんのTOEIC本を見かけます。
たいていはスコアアップのための教本であったり、問題集であったりしますね。
スコアアップのために勉強をすることは決して悪いことではありません。
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あのときどこにいましたか
傍らにいたのは誰でしたか
案じていたその人は無事でしたか
惨状を知らせた言葉は何でしたか
被害の大きさを伝える映像を信じることができましたか
誰もが記憶に留めた日から1年が経ちました
被災された方々は悲しみと苦しみと絶望を背負いながら
歩みを進めてこられました
初めは残ったものだけを一つ一つ数えて
これはあるから、これもあるから
と二つ数えたら
あとが続かない…
それでも踏ん張ってこられました
1年が過ぎ、悲しみも苦しさも絶望も
心の底では薄れることはなく
それでも
がんばるから
と墓前に、世間に、掌を合わせます
残ったものだけを数えようとした時を経て
失ったものを数えていく階段を上らなければなりません
深い悲しみが前への歩調を鈍らせます
1年が過ぎた今日
わたしはどこにいますか
傍らには誰がいますか
案じる人は笑っていますか
一番大事にしている宝物は何でしょう
その宝物が一瞬にて奪われたことを
想像してみます
そして永遠に自分の手元に戻ってきてはくれないことを
想像してみます
被災された方々の心の側に
ほんの少しでも寄り添うことができるかもしれません
