・殿ダム
ロックフィルダム
堤高 75m 鳥取県内で1番の高さ
総貯水容量 12400千㎥
本体着工 2007年
完成年 2011年
役割
洪水調節
河川環境の保全等
都市用水の供給
発電
資料展示室で、
「ダムにできることできないこと」
これを見たとき衝撃を受けた。
治水能力のあるダムに、
決められた量の水がダムの流れ込むと、
洪水調節
(ダムに入ってくる水の量 > ダムから流す水の量)
を開始。
これにより、貯水量急激に増加。
このまま洪水調節を続けたら、
天端(てっぺん)から、水が滝のようにあふれ出る。
壊れそうと心配だが、
コンクリートでできたダムは、決壊はしないが、(土や岩でできたフィルダムは決壊の恐れがあるが、安全マージンを多くとっている)
天端には、ゲートを操作する機器などの設備がある。
これが水没すると制御不能で、
水が滝のようにあふれ出てくることになる。
そうならないように、
ダムに入る水の量とダムから流す水の量を同じにする
異常洪水時防災操作(ただし書き放流)を始める。
これにより下流の状況によっては、
氾濫を防げなくなることもある。
これをダムのせいにしてはいけない
仮にダムがなくても、
同じ量の水が下流に流れ、
同規模の氾濫がおこる。
ダムがない分、氾濫が早くなる。
このような非常事態で、
時間稼ぎとして、
ダムは満水になるまで、
下流への洪水を抑えてくれている。
私個人、ダムがあれば氾濫を防げると、
間違って理解していた。
資料展示室、勉強になるな。
ダムカード
通常のと、天皇陛下御在位30年記念ダムカードもらえます。
このあと、マンホールカードを受け取って、
温泉に入ってから帰ろうと思ったが、
帰るのが遅くなるので、引き上げることにした。
次鳥取に来たときは、
砂の美術館に行ってみたい。
終わり