日本の未来のために、スポーツと健康運動の推進を!

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政治活動のためのブログです。ホームページはhttp://tsugisaki.sakura.ne.jp/です。

 メタは、詐欺対策に関して、詐欺対策の進展には産業界や専門家、関連機関との連携による「社会全体でのアプローチが重要」との考えを示したようですが(朝日新聞デジタル、2024.4.16)、盗っ人猛々し話ですね。インターネットへの接続問題であれば「社会全体でのアプローチが重要」と言えますが、ネットに対応するプログラムを作って
 広告主を集めるのは企業としての単なる経済活動です。責任はプログラムを作ったメタにあり、不当な投稿を削除できないのであれば競争活動から退席すればいいのです。おそらく大部分のプロバイダーは欠陥を知っていて欠陥プログラムを使っているのでしょうが、周りが気の毒に思う必要はありません。
 ネットが絡むと官僚も及び腰になりますが、それがネット業者につけいる隙を与えてしまいます。「削除できなければ事業を止めろ!」と高飛車に出るべきだと思います。アメリカでやれなくとも、日本でやるべきです。おそらく、EUからは支持されると思います。

 全国知事会長の村井嘉浩宮城県知事は4月8日に国民スポーツ大会の廃止論を発表しました。これに対して、栃木県の福田富一知事は9日、これに対する反論を述べました。その理由は2つです。
 一つは競技団体の意向を確認する必要があるということです。しかし、多くの団体は国スポ以外の全国大会をすでに開催しており、開催理由は、国スポは種目に関係なく共通規則に従う必要があり競技団体の意向が完全には反映されないためです。それでも続けてきた理由は税金が投入されるため安価で大きな大会を開けることです。
 メインの競技はすでに伝統ある自前の全国大会を開催しており、高校生にはインターハイがあります。競技団体が開催を希望するのは、大会が都道府県対抗の形をとるので強くないチームの優秀選手の強化に繋がる安価な方法だからです。ただし、各都道府県の協会にとっては運営するメインの大会ですから力が入ります。
 また、成年の部は、社会人のリーグが発達したため日程が重なって一流チームの選手が出場できなくなって大会のレベルも下がりました。さらに、都道府県対抗と言いながらも、県内に極端に強いチームがある場合は全員がそのチームの選手という例もあります。
 こういう中で、国体開催県が一周した時に国体改革が叫ばれ、純粋のスポーツを楽しむ大会(当時の言葉で社会体育の大会)にしようという動きもありました。出場は一回だけとか、優勝したら次から出られない制度にしようとかが話し合われましたが、結局、ナンバーワンを決めたいという競技スポーツの論理を払拭できず、元に戻ってしまいました。
 当時国体改革の話が出てきた理由の一つは、体育施設の整備も一段落したから、というものでした。したがって、村井発言はそれと同じような行政からの発想ということになります。国体は県対抗であり県民愛を発揮できる数少ないエベントですので、地方の県にとってはある程度の意義を持っていますが、少子高齢化の社会では、その経費を子育てや高齢者施設に回す方が理にかなっていると思われます。あるいは、全国健康福祉祭(ねんりんピック)を拡大してその選考会として県大会を大規模に開始する方が時代にマッチするのではないでしょうか。ただし、ねんりんピックは厚労省主管ですので縦割り行政を勘案した提案が必要かも知れません。
 もう一つの問題点は、福田知事が、天皇陛下ら皇族が出席する行事であることを理由の一つにしていることです。多くの競技に下賜されている天皇杯は、天皇が下賜したことになっていますが、本当は競技団体が希望したものです。皇室の臨席も天皇が望んだものではなく国民が望んだものです。国民が望まなくなれば臨席を辞退してもらって当然であり、辞退要請が議論の障害となるというのは時代錯誤です。
 以前の著書に書きましたが、新憲法下の象徴天皇とは、「本当は人間だけど、国民の総意で人間でない神になってもらった存在」なのです。

 先日、立憲民主党青森県連の臨時幹事会の後でおかだ華子の衆議院選挙出馬の記者会見がありました。私も、「おかだ華子と語る会」でお会いしたことがありますが、国内優良企業の企業内弁護士をやられていたようで、立憲民主党というお堅い頭でっかちの基盤を超越した新鮮さを感じました。記者会見の写真を立憲民主党県会議員のホームページから転載しますが、老人ばかりで私の指摘した新鮮さが感じられません。
 このままでは、せっかくの高給サラリーマンを捨ててまで立候補を決断した彼女の心意気を生かせないと思います。華子さんに接した若手の方々が、勝手連を作って、彼女の意志が貫徹できるような組織的な運動を展開してほしい思っています。
 私は、華子さんには、立憲民主党の枠を超えた活動を期待していますが、脳卒中を患っているのでこのような檄文を公表することしかできません。志ある若い方々に期待します。
 少なくとも、統一協会の選挙支援やうらがね不記載について口をつぐむ人が我が県民の代表にならないように、頑張ってください。