速さの問題 その6(灘中 2006・1日目) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

ダイヤグラムなどと、大仰のことを考えてしまいますが、数字がきれいなので、まあとりあえずやってみると、というところ。

 

問題

A地点とB地点は10km離れている。P君はA地点からB地点へ毎時4kmで歩くが,30分歩いては5分休むということをくり返す。Q君は毎時12kmで休むことなく自転車でB地点からA地点で折り返しB地点に向かう。P君,Q君は同時に出発する。Q君がA地点で折り返したのちP君を追い越すのは,2人が出発してから( ① )分後で,その地点はA地点から( ② )kmの所である。

 

 

解説

Q君はA地点に10÷12×60=50分後に到着します。

このとき、P君はA地点から4×(50-5)/60=3kmのところを歩いています。こののち,出発してから1時間5分後にP君は1km歩いてA地点から4kmのところで出発してから1時間10分後まで休憩します。

Q君はA地点から4kmのところには50分+4÷12×60=1時間10分後に到達しますので、ちょうど1時間10分後(=70分後)にP君を追い越すことがわかります。

① 70 ② 4