新型コロナ感染症に思うこと | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

今さら言うまでもありませんが、日々、授業でうつさないか、また通勤途上や校舎でもらわないか、恐れながら過ごしています。

塾にお通いの本人、保護者の方々のご心配もひとかたならぬものと拝察します。

幸い、都心中規模の私の勤め先では、職員、生徒とも、かかったという話を聞きません。無論、そういう努力をしてはいるのですが、おそらく運の良さの賜物なのだろうと考えています。

不幸にもクラスターになってしまったところも、抜かりがあったわけではありません。私の知る限り、誠意も能力も兼ね備える立派な塾で起こっていることです。ただただ運がなかったのでしょう。

こうした状況のなか、各社ともオンライン授業への取り組みを進めています。
オンラインでは、と敬遠される向きがあることは、教える立場としても共感できないことはないことですが、選択肢としてはあった方が良いと思います。
また、通いたい塾が遠方にあるという事情を克服できるという良い面もあります。

一度、各社検討されることをおすすめします。

今、知っている中では、大手では早稲田アカデミー、四谷大塚、浜学園など、中小ではエルカミノでオンライン授業があります。
概ねは授業動画を一方的に流すようですが、中にはteamsなどの双方向性を利用して、比較的授業に近い雰囲気を再現するものもあるようです。
非受験学年であれば、一考の価値があるように思います。

また、現場の人間としては、こういう、生徒保護者の選択肢を広げる方策は、精度を高めて、アフターコロナにおいても広く受け入れられれば良いなと思います。

東京多摩地区、埼玉県北部、神奈川県西部、兵庫県西部、三重県西部といった有力校通学圏内でありながら、選択肢が少ないエリア、札幌圏、広島圏、松山市、鹿児島市のように、有力校が所在しながら、塾が少ない場所、寮のある学校を考えたい地方、海外在住の方々にとって、魅力あるサービスになることを願って止みません。