最近、働き方改革の波は、休日少なめ長時間労働当たり前であった我々教育業界にも及んできていて、何となくだらだらやっていたことを、手際良くすすめて早々に退社しなければ、どことなく白い目で見られるようになりました。
しかし、タイムリミットがある分、仕事一つ一つをより段取りを考えつつ効率的にこなせるようになったように感じます。
ある程度の制約がある方が、物事はうまくいくのかもしれません。
加えて業界が健全に持続するためにも、こうした変化はとても良いことだと思いますし、そういう業務感覚のある人が指導するほうが、子どもたちにとっても有益であるように感じます。
受験も、とかく時間をかけるが吉と思われがちですが、実際、メリハリつけた短時間集中型の生徒の方がうまくやれている気はします。
親子合意の上で1日の勉強可能時間に上限を設けてみると良いでしょう。その時間内で宿題もテスト対策もやり、一定の成果がなければ、時間、もしくは受験するしないを見直すという約束でやってみれば、やる側、やらせる側も良い緊張感が生じ、より濃密な学習ができること請け合いです。
具体的な時間は、非受験生なら1日塾のない日で2時間〜3時間、受験生なら1日塾のない日で3時間〜4時間くらいでやってみるのはどうでしょう?