速さのつるかめ算 その3(武蔵中 2013) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

なかなか遊び心のある問題です。

つるかめ算を二重に使います。

 

問題

A市からB市を通ってC市まで自動車で走ります。A市からB市までは一般道路、B市からC市までは高速道路で、A市からC市までの合計は634kmです。一般道路を毎時40km、高速道路を毎時80kmで走り、8時間でC市に着く予定でしたが、高速道路に乗っている途中から速さを毎時100kmに変えたため、7時間30分でC市に着きました。高速道路の道のりは何kmですか。また、毎時100kmで走った道のりは何kmですか。

 

 

解説

まずはつるかめ算で高速道路の長さを求めます。

高速道路を走る時間は(634-40×8)÷(80-40)=7.85時間ですので、高速道路の長さは7.85×80=628kmとわかります。

次に、高速道路を時速100kmで走った時間をつるかめ算で求めます。

{628-80×(7.85-0.5)}÷(100-80)=2時間と求まりますので、時速100kmで走った道のりは2×100=200kmとなります。

高速道路:628km 時速100kmで走った道のり:200km