数式で考える(灘中 2010・1日目) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

面積図を書けば思いつく数式で問題を解いてみました。

あまり算数的ではありませんが。

 

問題

3600本の鉛筆を同じ本数のいくつかの束に分けます。□本ずつの束に分けた場合と比べると,1束の鉛筆を3本ずつ減らした場合の方が,束の数が60だけ増えます。

 

 

解説

はじめ、□本ずつの束を○束作ったとします。

すると、○×3本で、□-3本の束を60束作ることができます。この関係を式に表すと以下の通りです。

○×3=(□-3)×60

○=(□-3)×20

ここで、□×○=3600より

□×(□-3)×20=3600

□×(□-3)=180

そうすると、□=15とわかります。よって、求める答えは15本です。

15本