何事にも初めがあるもので、難しイメージの整数問題も、基礎から親しんでいけば、まあこなせるものにはなってきます。
整数問題はどの塾でも先生の腕の見せ所なので、華麗な方法で解く難しいものばかりが扱われがちですが、入試ではこういうレベルのものも出されますので、安心してください。
問題
1から□までのうち、3でわっても4でわってもわりきれない整数がちょうど10個あります。□にあてはまる整数をすべて答えなさい。
解説
3、4の最小公倍数である12までで、3、4で割り切れる数は12÷3+12÷4-1=6個とわかりますので、12までで3、4で割り切れない数は12-6=6個あります。
そうすると、7個目は13、8個目は14、9個目は17、10個目は19、11個目は22とわかりますので、□にあてはまるのは19、20、21とわかります。
19、20、21